明石市立文化博物館で開催の
「特撮のDNA」展に行ってきました。
CG(コンピューター・グラフィック)ではなく、
特撮(特殊撮影)で映画が造られていた時代、
いかに「リアル」なキャラクターを造形するかが
いかに虚構をリアルに見せるか、につながっていました。
ゴジラやモスラ、メカゴジラにキングギドラ、たくさんの「リアル」な怪獣たち。
その丁寧な、リアルな作りに驚かされます。
本当にこんな生物がいるんじゃないか、と。
ゴジラの表皮を触れる展示もありました。
作り方まで丁寧に解説。
黒澤明監督の逸話として、
「開けることのないタンスの引き出しの中にも、ちゃんとモノを入れている」
という話を聞いたことがありますが、
そういう「細部に神が宿る」考え方というのが、
「特撮」という世界を支えていたのだと思います。
今年の夏は、たくさんの工作をしましたが、
「リアル」を追求した造形を目指すことで、
さらにレベルアップしたものが出来るかも、と思いました。
こういった作品を作ってこられた方々の、
情熱と探求心、妥協しない心意気を見せつけられた展覧会でした。
小学生のための理科実験教室!
中高生のための難関校対応塾!