【自然観察】まるで動く宝石!「タマムシ」発見! | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

山の中で、タマムシを発見しました!

うっとりするくらい綺麗。

腹側も、色調は違いますが、輝いています。

うーん。動いている姿には感動しますね。

 

タマムシは漢字で「玉虫」。

 

この光沢があることで、鳥などには狙われにくい、とのことですが、

人間に狙われやすくなる、という…(笑)

 

法隆寺にある国宝「玉虫厨子」は、このタマムシの羽を使って装飾されていました。

玉虫の羽は死後も光沢を失わないので、このような使い方がされていたのです。

今では、ここに使われていたタマムシの羽は、ほとんど失われているとのことですが、

復元されたものを、なんと、大阪にある高島屋資料館で見ることが出来るそうです!

https://www.takashimaya.co.jp/cgi-bin/archives/collection/collection.cgi?nen_id=&cat_id=5&order=&page=2#anchor

リンクうまく見られるかな?

 

さて、タマムシの話をしていたら、

30年以上前、おそらく台湾で購入した、

こんなものが見つかりました。

 

 

表面が反射して見づらいのは、ご容赦ください。

でも、いまだに光沢を失わず、それぞれの美しさが保たれています。

今でも購入できるのか、持って帰って良いのか、分かりませんが…。

 

タマムシは、県によっては絶滅危惧種となっています。

 

こういう美しい昆虫の住める環境が失われるのは、

我々の住み良い環境が失われるのと同じことなのではないかと思うのです。

 

昆虫採集も楽しいですが、単なる楽しみで終わるのではなく、

そういった、大きな問題について考えるきっかけにしてもらえたらと思います。

 

 

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