山の中で、タマムシを発見しました!
うっとりするくらい綺麗。
腹側も、色調は違いますが、輝いています。
うーん。動いている姿には感動しますね。
タマムシは漢字で「玉虫」。
この光沢があることで、鳥などには狙われにくい、とのことですが、
人間に狙われやすくなる、という…(笑)
法隆寺にある国宝「玉虫厨子」は、このタマムシの羽を使って装飾されていました。
玉虫の羽は死後も光沢を失わないので、このような使い方がされていたのです。
今では、ここに使われていたタマムシの羽は、ほとんど失われているとのことですが、
復元されたものを、なんと、大阪にある高島屋資料館で見ることが出来るそうです!
リンクうまく見られるかな?
さて、タマムシの話をしていたら、
30年以上前、おそらく台湾で購入した、
こんなものが見つかりました。
表面が反射して見づらいのは、ご容赦ください。
でも、いまだに光沢を失わず、それぞれの美しさが保たれています。
今でも購入できるのか、持って帰って良いのか、分かりませんが…。
タマムシは、県によっては絶滅危惧種となっています。
こういう美しい昆虫の住める環境が失われるのは、
我々の住み良い環境が失われるのと同じことなのではないかと思うのです。
昆虫採集も楽しいですが、単なる楽しみで終わるのではなく、
そういった、大きな問題について考えるきっかけにしてもらえたらと思います。
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