兵庫県加西市にあります、HERさんの環境セミナーにお伺いしてきました。
HERさんは、環境分析や環境測定等を行われている会社で、
今の季節に身近なところでは、プールの水質の測定を行ったりしています。
施設見学もさせて頂いたので、パンフレットの写真で、内部をご紹介。
様々な分析機器で、有害物質の有無を測定しています。
実験教室でも、酸性・アルカリ性の判定や、
クロマトグラフィーなどを行いますが、
これらはいわば基礎中の基礎。
これらの先に「どうやったらこの成分を見つけられるんだろう」という模索があり、
その模索の結果が、これらの分析機器として結実し、
それを実際に運用していく、こういった仕事へとつながっているのです。
さて、講演会は、昨年に引き続き、
大森英昭先生による「現場における試料採取と取り扱いに関する注意点」。
題名こそ難しいですが、先生による辛口の「下水道物語」です。
何のために「分析」を行うのか、
そのためには、どう「試料採取(サンプリング)」を
行わなければならないのか、
下水行政がどうであったか、縦割り行政の弊害とは、
といった話も交えながら、面白く語って頂きました。
どう「自分の頭で考える」人材を育てていくのか、
考えさせられることの多い、充実した時間となりました。
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