【自由研究】単位のひみつ(メートルとノット) | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

ヨットなど、船の速さを表す単位に、「ノット」があります。

 

「1ノット」は、「1時間に1海里」という速さ。

「1海里」というのは、地球の緯度1分(1度の1/60)、

つまり緯度の長さの1/(360x60)ということになります。

 

一方で、「メートル」という単位はもともと「地球の子午線全周長を4千万分の1にした長さ」なので、

逆に言うと地球の子午線の長さは(今は定義に変更があるので)約40,000,000m = 40,000km。

 

二つとも「地球の周囲の長さ」がもとになっているものの、考え方の違いで、このような差が生まれているのです。

現在では「1海里 = 1852 m」となっていますが、40,000,000mを360x60で割ると、ほぼこれに近い値が出ます。

 

このように「単位」も調べると、いろいろと興味深い秘密が隠されています。

それはその事象を発見・研究した科学者のドラマだったり、単位同士の関係性だったり。

例えば「長さ」「重さ」などで単位をまとめてみても、面白い研究が出来るかもしれませんね。

 

 

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