こんにちは。Mrs.yumiです。



三月のことですが、インコのみんちゃんは、病院に行きました。


理由は、急激にお胸が巨大化してしまったのです。急遽うちを空ける日がありました。


そのときの様子はこちら 



お友達の留学生のPcr検査など、夜中に空港に行ったりして、自宅に帰るのが翌日になってしまったのです。それで、うっかりインコのみんちゃんのお世話を子供たちにお願いするのを忘れていました。
自宅に帰宅して、すぐご飯をあげたのですが、食べ過ぎてしまったのか、お胸が巨大化!








心なしか、元気もなくて、心配になって、動物病院に連れていきました。
インコのみんちゃん、はじめての病院です。

診断は、やっぱり多分食べ過ぎで、でも、3日たっても膨らみが収まらなかったら、もう一度来て、ということでした。また、うんちの検査で、メガバクテリアというカビの一種の細菌が見られたので、お薬をいただくことに。
それよりも、みんちゃんの問題は、吐き戻しでした。
みんちゃんは、セキセイインコの男の子。セキセイインコの男の子は、発情すると、メスにあげるために、食べたご飯を吐き戻すということをするのです。
その頃、みんちゃんの吐き戻しはひどく、ご飯をあげてもあげても、どんどん吐き戻しするので、体重も増えなくて、困っていました。

先生に相談して、まず食べているご飯の量を計り、ご飯をあげすぎないように、することにしました。
他に、発情抑制対策として、
*明るい時間を短くする(理想は14~16時間)
*怖がるおもちゃをゲージに入れる
*いつも発情する場所におもちゃをぶら下げる
*床にゲージを置く
*温度は高すぎないように
*日替わりでゲージの場所をかえる

等教えてもらいました。

それから二週間に一度、診てもらって、いろいろ相談にのってもらいました。

そこで、横浜小鳥の病院主催の小鳥の発情抑制講座を教えていただき、オンラインで受講しました。


小鳥にとって、発情とは、生きる目的で、特にセキセイインコは、ブリーダーさんが発情しやすい個体を選ぶので、私たちがペットとして育てる個体も、発情しやすく、ずっと発情していて当然だということです。元気な子は、発情が止まることは、ほぼないそうです。

セキセイインコは、メスは、発情し続けると、肝臓に負担がかかったり、繁殖関連疾患がかかりやすかったりするので、抑制するべき、だそうです。その方法は、飼育方法や、接し方の改善と、科学的去勢。ホルモン治療だそうです。
オスの場合は、現在、科学的去勢の方法が確立していないので、飼育方法と接し方の改善で乗り切るそうです。


そこで、どのようにするか、です。
ペットを飼う時の考え方や、価値観にもよります。ペットの心を大切にして、我慢させたくない、でも体を大切にするなら、健康大事。早く寝せた方がよいのはわかっているけど、一緒に遊んだり、コミュニケーションをとる時間も大事にしたい。できるだけ、ペットも飼い主もストレスが少なく、満足できるやり方をそれぞれで見つけるのが大事だそうです。


横浜小鳥の病院の先生の結論としては、メスはやはり、病気になる確率が高いので、完全に発情を止める科学的去勢、オスは発情抑制、軽減を目指す。

発情は、十分な食べ物→温度→日長→巣、巣材→ペア→発情という仕組みです。

そこで、最新の発情抑制、軽減の方法です。

1.食事量を調べる
2.朝の体重を量る
3.食事を2~3分割してあげる
4.体重減らない→食事を減らす
体重減る→少し増やす
体重正常→そのままの量をあげる

セキセイインコのご飯は目安3.5gから4.5gで、最低3g。

吐き戻しの量も含めて、一日の摂取量を、計ってあげて、体重が下がらないように、少しずつご飯を減らすそうです。

また、フォージングといって、食事を食べる時間を長くするために、エサ箱におもちゃをいれたり、あちこちにエサを置いて、探し回るようにしたり。本来は、飛んだり運動したりしてからエサを食べるからそのように工夫します。
また、発情の吐き戻しやスリスリは、やることがなく、退屈で、絶好の暇潰しです。暇にならないように、ゲージの中や外でいっぱいあそべると良いですね。
また、うちのインコのみんちゃんは、吐き戻しが多くで、体が小さいのに、食事規制してもよいかと心配でしたが、体重がどんどん減っていかなければ大丈夫だそうです。そして、食べ物がない時間が長くなってしまうのも、心配でしたが、食べたものは胸に入って、それから消化するので、半日位は平気だそうです。野生では、夜暗くなってから朝までご飯なしなので、それぐらいは心配ないそうですよ。

最後に、セキセイインコのオスで一番気を付けなければいけないことは、嘴の上の部分、鼻孔の色の変化です。普通、セキセイインコのオスは青ですが、それが茶色くなっていたら、精巣腫瘍の可能性があるそうです。茶色くなってしまったら、専門の先生に診てもらった方が良さそうです。


とにかく、ペットとの関わり方は、それぞれの家庭の事情と共に、ペットの持って生まれた性質を理解して、お互いが楽しく暮らせるように、工夫していくことが大事だそうです。末長く一緒に暮らしたいですもんね、大事な家族であるペットちゃんと。


今日のインコのみんちゃん。
インコのみんちゃん、通院も終わって、
吐き戻しもだいぶ減ってきて、発情抑制成功( ・∇・)
これからも元気で長生きしてくださいね!




今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ皆様、健康にお気をつけて、お過ごしくださいね!