今日は昼間晴れてたのに、夕方から暗くなり、突然の雨!雨 今週後半からしばらく雨だというし、関東地方もそろそろ梅雨入りですかねぇ。うっとうしい季節到来ショック

 

 

先月は新しい仕事が来なかったので、家や仕事の片づけ、旅行などでゆっくり自分のやりたいことができてよかったのですが、ずっと仕事が来ないのも不安でした。

 

 

先週末やっとオファーが来て「やったあ」と思いましたが、またホラーの特典映像。最近これ多いパターン。しかも、またイタリアン・ホラー・・・叫び

 

 

「イタリアン・ホラー」の巨匠と言えば、ダリオ・アルジェント、というのは去年の仕事を通して知りました。

 

 

今回は別の監督の別の作品なのですが、やたらアルジェント監督の名前と作品名が出てきます。

 

 

去年も調べたんだよなあ・・・と思いながらまた調べていくと、もうとっくに「コレクターズ・エディション」版のBlu-rayが出てたことに気づきました💦

 

 

 

 

 

 

この作品は魔鬼雨と違って普通の(?)殺人で、謎は解けるけど人間は溶けないので(笑)、なんとか観られましたチョキ

 

 

「ジャッロ」と言われるイタリアンホラーのジャンルがあることも、この時に知りました。

 

 

「ジャッロ映画」とは?

“ジャッロ” とはもともと、イタリアでの文学のジャンルを表す言葉で、黄色い表紙の小説は、犯罪小説やホラー小説が多かったことから、それらのジャンルを指す言葉として “ジャッロ” が使われるようになった(黄色はイタリア語でGiallo:ジャッロ)。そして、ジャッロ小説を映画化したものを「ジャッロ映画」と呼ぶようになり、その後、「ジャッロ映画」はホラー・サスペンス映画のジャンルとして広まった。

(「Screen Online」 HPより)

 

 

アルジェント監督は、1970年に『歓びの毒牙(きば)』で監督デビュー。以降1970年代に『サスペリア2』『サスペリア』、1980年代に『インフェルノ』『シャドー』『フェノミナ』と話題作を次々と世に送り出しました。

 

 

1977年『サスペリア』"Suspiria" は当時「決してひとりでは見ないでください」ゲッソリ のキャッチフレーズがパロディでも使われるほど大流行り。

 

 

この映画があまりに有名になったので、1975年、先にできていた "Deep Red"(イタリア原題 "Profondo Rosso")という映画は「深い赤(まあつまり血みどろ)」という意味で、内容も「サスペリア」と関連がないにもかかわらず 『サスペリア2』という邦題が付きましたえー?

 

 

こういう、配給会社による内容と関係ない邦題の付け方、ホントにやめてほしいんだけど。続編かと思ったじゃないか。(しかも2が先って・・・)


 

この他にも『デモンズ』1・2、『トラウマ』『オペラ座の怪人』など、たくさん作品名があるのですが、原題と邦題が結構違うので調べるのが大変。

 

 

ChatGPTくんに「古い順、製作年度、英語タイトル、日本語タイトルを入れて一覧表を作って」と頼んだら、一瞬でやってくれました!お願い

 

 

でもよくみたら、邦題は単に英語タイトルを日本語にしただけで正確な邦題ではなかったし、製作年度も古い順になってなかったり、抜けてる映画があったり・・・結局自分で調べることに泣(やはりAI情報を鵜呑みにしてはいけません)

 

 

で、今回私が特典映像を担当した『スリープレス』(Sleepless) は2001年の作品です。

 

 

舞台は北イタリアのトリノ。最初の列車のシーンが印象的なのと、トリノの街なかの風景もなかなかきれいです。

 

 

そういえば、前にブログに書いてましたね。この記事でした。

 

 

イタリア語、音楽のように聞こえますって書きましたが、この作品の最初の殺人事件の凶器は楽器でしたゲッソリ(殺人の道具に使わないでほしい・・・汗

 

 

そして事件を探っていくモレッティ刑事役が、あの『エクソシスト』(1973)でメリン神父を演じた名優 マックス・フォン・シドーしぶいです。

 

 

30年も経ってるのに、あの時と同じ老人顔で「え?年取ってない!」とびっくりしましたが、逆に『エクソシスト』の時は44歳で、老け顔メイクをしていたそうなんです驚き(確かにあの役を本物の老人が演じてたら、マジで心臓麻痺を起こしてしまいそう・・・)叫び

 

 

スウェーデン生まれのマックス・フォン・シドーさん、3年前にフランスにてお亡くなりになったそうですが、アルジェント監督はまだまだ現役でお元気のようです。

 

 

今年の4月にも、新作『ダークグラス』が上映されたとのこと。あいかわらず、愛娘アーシア(Asia)を出演させてます。(よく娘をホラー映画に出すなあ汗

 

 

 

 

でも、アルジェントさん、結構話し方がおだやかでゆ~っくりでスポッティングが取りやすかったし、セリフ少な目でよかったです♪(担当したのは予告編、監督・スタッフインタビュー)

 

 

内容も、わりと謎解きが中心なので、今回は観られそう。コレクションに加えたいと思います♪

 

 

続々とリマスター版が出ているようです。根強いファンがいるんだなあ。。。予告編はこちらをどうぞ。(字幕なしのオリジナル)