財務省に洗脳されたカンの財政健全化優先政策の下で、日々安閑たる気持ちで一日一日を過ごしている私。ついつい、やれジュースだ、ケーキだと体のことも考えないで食欲に負けている。ところで、或る体制から次の体制に移行するのに日本では約700年を要している。当分資本家社会が続行するとして、今何をしようかな?と喫茶店に入った。ここ数日のさわやかな空気がこの喫茶店にない。あれ、おかしいなと思って、気がつくとなんと暖房が入っているではないか。デブにとってここ数日はクーラーなしで過ごせる絶好の時なのに、暖房とは。肉襦袢1枚たくさんキテイル私には勘弁してほしいものだ。踏んだり、蹴ったりのここ数週カンだ。
 AKB48の総選挙で前田だろうが大島だろうがまったく興味がない私だが、民主党代表選挙にはおおいに関心がある。財務省に洗脳され、マニフェストを捨てた管には失望した。マニフェストは政治家集団の公的発言であり、選挙民への約束であって、その約束に対して選挙民は投票したのだ。5年・10年を見据えて状況判断をし、マニフェストを書いたのではなかったのか。そういう意味では小沢のほうが正しい。田中・金丸の弟子だから個人的には問題があるかもしれないが、お坊ちゃんではないので少しは目をつぶろう。
 政策にしても、江戸時代の3大改革の失敗はデフレ政策だから失敗したのであって、家計と国家は当然区別しなければならない。不況克服のためには名古屋市長も言っているが「国債を発行してでもお金を使うべき」で、小沢の言う100兆円きぼの財政出動はそれなりに筋が通っている。双子の赤字のアメリカや国債を外国で処理しなければならないギリシャとは日本は違う。管が勝たないようにガンかけしようっと。
 数か月前から、KARA(甘いmelodyとかギリシャ語の喜び)を聞いていた。Mister,We are with you,
Lupin、Honey Japan 等だ。8月25日にGirl's Generationが東京でライブをしたそうなのでそれも聞いてみた。Gee,Oh!,Run devil Runna等だ。スタイル抜群、踊りの切れもすごい。AKB48の学芸会的なそれとはレベルが違うなと心の底からおもった。聞くところによると両者に続いて4Minute,T-ara,Brown EyedGirls,
After School,2NE1,Wonder Girls,f(X)等目白押しらしい。来年はK-POPの時代だろう。
夏の高校野球に関して、8月22日付毎日新聞の朝刊に加籐陽子東大教授のコメントがあった。「炎天下の試合が球児の健康に良くないのはわかっているが、故郷にゆかりのあるチームの活躍を目にするのは、文句なく楽しい。」そうだ。高校生のクラブ活動の一環でしかない高校野球を商業主義に汚染させ、その上前途ある高校生の健康を蝕んでまで、連日試合を強行する根拠はなにか?私には、連投につぐ連投する投手を見て、とてもそれを楽しむ気持ちにはなれない。ショウであるプロレス等と違って、サッカーでもコーチ・監督になるためのテストがあり、最低限のスポーツ医学は認識されている。今 一番スポーツ医学・生理学が遅れているのは野球なのではないのか。更に、平気で差別用語を発するかっての(大)監督・パシリをさせるコーチなど耳を疑うような事象を多々見聞する。野球の近代化を切に望むのは私一人ではあるまい。
 夏の高校野球が興南の春夏連覇で幕を閉じた。心からお疲れさん、と言いたい。そして、本当にこんな状況のままでいいのかな、と思った。連日35度以上の夏空の下さわやかな青春とはほど遠い、ある種の残酷さを感じたのは私だけであろうか?特に、投手にいたっては連投につぐ連投で、スポーツという名のもとでの イジメ ではないのか?!アメリカでは高校・大学・プロの投手は1回の試合で100球で、その間隔は3 or 4日らしい。(あまり正確には知りません) 私の子供時代は、水飲むな・うさぎ跳び100mとか平気でなされていて、それは改善されているらしいが、その延長に現状があるのは間違いない。健全なスポーツとしての高校野球を待望する。
 夏になると「食欲がない」とか「夏痩せ」とかの言葉をよく耳にする。一体誰がこんなことを言うのか不思議でならない。私はと言えば、食欲がないどころか、夏バテ防止のためにと自分に言い聞かせつつ、せっせといつも以上に食べてしまい、その結果は夏太りである。体脂肪率25.8%である。ざるそばの喉越し、ひつまむし(鰻)のこってり感、フーフーと言いながらの焼き肉、夏のしゃぶしゃぶetc 想像するだけでワクワクしてしまう。少々のwalkingではとても消費できないカロリーらしい。でも ウマイ と心の底から思ってしまう。
 食欲は遺伝子に規定されているらしい。人類の発生期には食糧がなく、飢饉に備えてセッセト脂肪を蓄える体質を形成したのだ。理性は本能・遺伝子に負ける。無理なダイエットをして女の子にもてるのか、それとも、デブが好きな女の子が遺伝子的に5%いることにかけるのか、それが問題だ。
 15日の日曜日 デパートのカフェに行った。少し待たされて席に着いた。隣にはアラ・サーティの2人のwomen。なんだか嫌な予感がする。最近 ファミレスや喫茶店で女の高校生・30~40代のおばさん等の声が異常にでかいのだ。内容はさておき、とにかく声が馬鹿でかいのだ。ファミレスで静寂を期待している訳ではない。普通に食事ができればいいだけだ。しかし、うるさいと感じる声のでかさはごめんこうむる。そして、予感は的中した。デパートの床面積当たりの効率を考えると、どうしても席と席の間隔はせまくなる。そのこともあって、言いたくないが、帰りしなに「声がでかい」と言ってしまった。アダム・スミスの「神の見えざる手」による市民社会の合理性の前提に ある行為をすれば他人はどう思うかと考えて自己規制する市民 がいる。アー 日本に市民はまだいないのかなぁ。
「まこと」ちゃんからメールがくる。「まこと」ちゃんといっても人間ではなく、旬彩・日本料理のお店だ。メールによるとランチがとてもお得らしい。前菜・松茸土瓶蒸し・はもと松茸のしゃぶしゃぶ・松茸のてんぷら・松茸ごはんで¥3500だそうだ。仕事の関係で夜は外出できない私にはどこのお店もランチしか行けないので好都合この上ない。さっそく行ってみた。だされた松茸にあの香りが全くない。それもそうだろう。夏盛りに秋の味覚が出ること自体おかしい。中国・北朝鮮・カナダで採れたものかな? 松茸で思い出すことは50数年前の小学生時代だ。秋になると毎日曜日、山にキノコ採りに出かけ、七輪で焼いて食べたのだ。家は貧乏なのでこんな松茸のようなカロリーのないものを食べさせられているのだと、子供心に負い目をいつも感じていた事を。今になっては ハハハ ですね。
 土曜日に抜歯した。ピンポイントの麻酔でまったく痛みを感じない。ただ、医者のゴム手袋のラバーが嘔吐感を2度ほどもたらせただけだ。問題は理由は分からないが、この食欲のなさだ。体脂肪率25.8パーセントで糖尿病のこの私に食欲がなくなるなんてとても信じられない。たった、歯を1本抜いたぐらいでなんてざまだ。4億年を生きている鮫なんて、それぞれの歯がロータリー式になっていて、一本抜ければ次の歯がすぐにお出ましさ。すごいなー。それに、蛇もすごい。糖尿病による便秘ぎみの私にとって、鶏を丸のみした蛇は完全消化で小便・大便のたぐいはない。うらやましい限りだ。誰だ、人間様が生物界でNo1だなんて言っているのは。
土曜日のお昼頃歯医者さんにいった。世の中にあるモノの中で何が嫌いかといって歯医者ほど嫌いなものは私の中にはない。まず、他人の指を口の中に入れられるだけでも気持ちが悪いのに、電動モーターでジーンと歯を削られる時の低音と振動は半端でない。更に、私には歯磨きの時でも奥歯を磨く時嘔吐感があるのに、指にはめたゴム感が一層気持ちを悪化させる。今日は抜歯された。麻酔液の過剰部分が喉に苦い。注射針のチクチク感はクリアー出来るのだが、指のラバーは耐えきれず2度ほど嘔吐しそうになった。ただ一つ感心したのは、麻酔の効果だ。ピンポイントでその効果が効いている。抜歯の際に全く痛みはなく、ただジーンとした感覚があり、「はい、この歯です。」と見せられて抜歯の完了を知るのだった。私の苦難の道はさらに続く。