お泊まり恋愛詩 -17ページ目

お泊まり恋愛詩

恋愛詩を集めたブログです。彼氏視点です。

かなりえっちな内容のものも少なくないですが、年齢制限せずにすむよう、端正で遠回しな表現に収めています。また、旧作に手を加えている作品が多いので、現在進行形のものはほとんどありません。更新休止中です。


波が記憶に残っている


夜の海岸から宿へと帰る

街路樹の マスゲームのように裏返る葉が

青黒い夜道を扇いでいる


海岸で 特別な愛を交わす最中

君の止まらなくなった涙を浴びた

子供を作れない孔での交わりなので

勢いの度が過ぎたかと思えば

そうではなかった


気持ちいけど

でも

気持ちいから

なんかダメ

あたし へんなコ

こんなことして


泡立つ矛盾は

きっと波頭のようなもの

続くものでもなく

尽きるものでもなく

繰り返し

訪れるもの


夏休みの工作


電気仕掛けのブラは正直いまいち

胸に密着しないせいで

振動がキまる瞬間がとても少ないようだ

キネティックテープで玩具を貼りつけるほうが

ずっと効くようだ

安定するしね


電気仕掛けのパンティも正直いまいち

角度が固定されているせいで

あまり素敵じゃない痛みがあるようだ

すっぽり潜り込むローター系のほうが

装着には向いているようだ


そんなわけで もだえながらのリモコン街歩きにいたるまでに

思春期版 夏休みの工作

完成したときには いやらしさはもうあらかた卒業していて

夏休み 最高傑作の喜び


君は息も絶え絶えになりながら拒むけど

僕は友達に紹介したくてたまらない


浅い眠りの前に


君はひとつのことに忙しい

僕は手広すぎて忙しい

会えるのは

運がよくて週1

なかなか会えない日を重ねるうち

ひとつ ひとつ

僕の家のものが

宅配便で君の家に移ってゆく


離れて命じる僕は

電話越しに 液を注入する

電話越しに クリップで責める

電話越しに 電動玩具を確認する


電話越しに もらしたり

電話越しに もだえたり

電話越しに はてたり

そんな君の声を聞きながら


握りしめる受話器はつるんと硬い