婚活小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の婚カツ(コンカツ)物語』 -4ページ目

〈10〉 結婚向きな女、恋愛向きな女(大阪・京都・神戸の婚活小説『2杯目のジンジャーエール』)

第5回2杯目のジンジャーエール


この小説は、大阪・京都・神戸;関西の婚活に創業18年、約5,000組の成婚実績のある結婚紹介所エムロード のサイト上で、連載している婚活 小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の結婚(婚活)物語』 のアメブロ版として、連載しています。


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■最初から読む    →〈1〉16時間後の成婚

■前回のお話はこちら →〈9〉 医者の落としかた

■最新のお話はこちら ↓〈10〉結婚向きな女、恋愛向きな女


二度、三度と、亮一は二人の別なタイプの女性とデートを重ねた。  


初田百合とは、無難な和食、それから昔からある洋食の店に誘った。  


そんな店が百合との時間にはよく似合う気がした。


ほっこりする、というのだろうか。  


百合は必ず待ち合わせの時間の30分ほど前に来ていた。


亮一はいつも遅れがちで、彼女が待っているという状況が続いた。


「いつもごめんね」  


そう言っても百合はにこやかに首を振った。


「大丈夫です」  


二人の会話はいつも適度な笑いと適度な和やかさに包まれていた。    


しかし、何か物足りなかった。  


百合はずっとここにいてくれる。


だから亮一が追いかけたり気をひいたりする必要がないのである。  


対して、里奈は違った。  


二度のデートとも、待ち合わせに遅れてくるのは里奈だった。


「ごめんなさい」  


あっけらかんと言っては、すぐにそのことを忘れるようだ。


そして大きな笑い声や長い腕でアクションたっぷりに話す姿に、

亮一も遅刻のことなんか忘れてしまうのだった。  


一緒に会っていても、

仕事だろうか、

友達からだろうか、

電話が入ることがあった。


「ちょっと待っててくださいね... あー。里奈です。すみませーん... 」


そう言って席を離れてはすぐ戻ってくる。  


白ワインが好きな里奈とは、二度ともイタリアンレストランだった。


「で、亮一さん、結婚相談所って、似合わないですよねー」  


ほろ酔いになってはそんなことを言って笑っている。  


亮一は里奈には


「ほっといたら誰かに取られるんじゃないか」


という思いが常にあった。  


この人は自分のものにしておきたい、

そう思わせる何かが里奈にはあるのだった。


「結婚向きなのは百合さんなのかなあ」  


そう思いながらも、なぜか里奈のことばかり考えるようになった。



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以下のリンクから過去のお話をお読みいただけます。

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第1回『花火』

第2回『クリスマスイブの庭

第3回『△のきもち

第4回『あなたへのドルチェ』



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