◎「嫌いなこと」「向いていないこと」をカン違いしていた話

こんにちは

菅原麻里奈です！

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会社員だった頃。

８年間勤めたうち、後半４年間はデザイン部署にいました。

デザイン部署の中で私は「作成する」立場だったので

毎日毎日毎日、販促物（POPとか）やチラシをつくっていたのだけど

だけど毎日仕事をこなしながら

このデザインの仕事を「しんどい」「向いていない」と何度も思っていました。

上手くもできなかったし、上司や他部署にデザイン案を確認してもらうときに修正とか却下的なコメントをもらうたびメンタルがやられていました。

（会社や仕事自体は好きだったけど）

だからこの会社を退社したあと（嫌でやめたわけではない）

「私がデザインに向いていないってことは４年間経験してじゅーぶんわかったしね～」

と思っていて

タウンワークとかハローワークも「デザインの仕事以外で」と思って仕事を見たりしていたんです。

でも、

８年間勤めた大好きな会社を辞めた後、

半年後に自分の結婚式が控えていたのだけれど

そのときに超夢中で席札や席次表やウェルカムボードやら、お土産のラッピングやら、テーブルコーディネートやら、ぜーーーーんぶ自分でデザインしていたんですよね。

それがもう、すごく楽しかったのです。

そしてそこから

あれだけ４年間難しい顔してやっていてデザインの仕事と、この結婚式のデザインの作業と

やってることはほとんど変わらないのに、どうしてこんなに楽しさとかワクワク度が違うんだろう？？

そんなことをよく考えていました。

そして、わりとすぐに答えにたどり着きました。

出た答えは

／

自分が作りたいものしか作りたくないからだ！！

＼

ということでした。

すんごい自分勝手で子供っぽい答えですよね（笑）

じぶんで答えがわかったときも、なんともいえない自分のショボさというか、降参ポイントだなーと力が抜けました。

ふりかえると、デザイン部署にいたとき

作成依頼がきて「あ！これイメージがどんどん湧くぞ！」って思うものや「デザインは完全に私におまかせでいい」とか言われた時は、かなり前向きに仕事ができていたけど

全然自分の得意分野じゃないものの作成依頼がきたときや、色やレイアウトや文言を事細かく指定されたりすると一気に意欲が下がっていたんです。

（そして意欲がないから一段と出来が悪くなる悪循環）

もう、要は

デザインが嫌いとか向いてないとかそういうことじゃなくて

ただ、自分が表現したい！と思ったものを表現するのが好きなだけ

だったんです。

４年間あれだけ、向いていない＆好きじゃないと確信していたのに、じつは

デザイン関係なく「自分の感覚を尊重して表現する」というのが自分にとっては大事なことであり、生きるエネルギーになることであり、好きなことなだった、だけ。

でした。

とても衝撃だったし、同時にとてもいろいろ軽くなった記憶があります。

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こんな感じで

わたしたちは

「嫌い」とか「好き」に関しては

ちょっとカン違いしているものもあったりするんですよね。

たとえば

人生で初めてたべたパイナップルが、酢豚に入っているあったかいパイナップルだった人が

それを食べて「パイナップル苦手！」「パイナップル嫌い」って思ってしまうかもしれないけど

ふつーのカットフルーツのパイナップル食べたら「パオナップル超好きなんだけど！！酢豚に入ってるパイナップルが苦手なだけだった！」ってわかる。みたいな感じでｗ

あなたが「苦手」と思っていることも

条件が変れば「好きだと思えるもの」かもしれないし

あと、

「好きなことがわからない」という人は

条件を考えてみると意外と好きなことがたくさんみつかったりするよ。

「どんな条件だったら楽しいと思えるんだろう？」