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夢日記

あまり夢はみないほうですが、たまに、かなり訳のわからない夢をみる。筒井康隆の虚航船団のような。まれにそれを記録する。数年後に自分で読み返すとおもしろいから。

微妙に、これは夢なんだと、覚醒しかけている状態。

 

この夢は、いままで気づいていなかったが、すごい長いシリーズものであり、かなり以前から自分はつづけてこの夢シリーズをみていたらしい。ということに気づいている。

という錯覚かもしれないが。
 

どうも、うちの親戚で人殺しをしたひとがでたようだ。そのせいで、すみませんがそういうわけで、もうしわけないが、人殺しとご家族でつながっている森本さんとはおつきあいの縁をきらなければならない、というお手紙が続々とくる。
でもそれら手紙は、封筒とか見た目は割とふつうのレターセットだったりして、手紙の書き出しもきさくな時候の挨拶だったり。手紙の終わりもそんな気軽な雰囲気だ。
でも、どの人からきた手紙も、縁をおことわり、という要旨のところはみな文体も内容も同じで、まるでみんな同じテンプレートをもとに書いているようだ。また、そのテンプレの言い回しがうまくできていて、なるべくこちらの気分や尊厳を損ねないよう、しかし今後のおつきあいをきっぱり断るという用件はしっかり伝えていて、いいまわしに感心して読んでいた。


とくに、その決まり文句の最後の2単語には、難しい漢字熟語2つが実にうまくつかわれていて、しかしそれらを読んでいる僕には、ああこれは夢だ、いまから夢から覚醒してしまうんだ、ということもわかっているので、
この素晴らしい漢字熟語2つをなんとか覚えたまま目覚めたい、とおもったが、


数秒後起きた時点で、もうその単語の記憶はない。

天井のひくい体育館か、デパートの催事場の安っぽいやつ、のようなところにいる。
天井はちょっと光を通すクリーム色の樹脂で、そのせいでその広い部屋全体が明るい。
低めのテーブルがいっぱいならんでいて、いろんな人がおもいおもいに座ったり食事をしたりしている。
ここは親戚の家である。あるいは親戚コミュニティのようなものかもしれない。
あるいていって、同じような隣の部屋にはいると、ひとなつっこい赤ん坊がよちよちとこちらに歩いてきた。
ちょっと顔が四角い、不思議な感じの赤ん坊。

抱き上げると喜んでいる。だっこしながら歩いていくと、その子のからだが緊張してきた。
これは、うんちだ。
おお、うんちだな、と、下におろして、テーブルに立ちつかまりさせると、うーんうーんとうんちをしている。
そのうち、うんちのあまりの量に、ズボンやおむつカバーやおむつまでが、次第にむりむりとおりてきて、そのうち足下までずりおちた紙おむつの上に、さらにどんどんうんちが積まれていく。

これはやばい。ひとまず、山盛りうんちが盛られた紙おむつはそのままに、僕は赤ん坊だけを後ろから抱き上げだっこして、こんなときやっぱり気が利いて経験値があって頼れる相棒、つまり妻を、おーい、ごめん、いる? と声で探している。

 

というところで覚醒。

エルガー「威風堂々」
エルガー「白昼堂々」
エルガー「全裸堂々」

ここで笑って目が覚めた。いったい何がそんなにおもしろいのかよくわからない。