ジョンバドロフを中心に結成されたワンアンドオンリーなバンド、silver。フールズゴールド、ファンキーキングスと同じくアリスタレコードのバンド。今回は彼らの一枚限りのアルバムについて。
自分にとってはランディマイズナーやアメリカ、ブレッド、フールズゴールドと並んで安心して聴ける温かい音楽の一つですが、活動期間が極端に短い^^; 一枚出して直ぐ解散。アルバムの最後の「Goodbye,So Long」が示唆的な気もしますが笑
とにかく一曲一曲が温かさと虚しさを兼ね備えているんですね。筆頭は「Musician」。サウンドの温かさとは裏腹に歌詞は音楽業界の虚しさを説いた一曲。
まだまだ魅力は沢山。次はアルバムジャケット。メンバー全員が笑顔で写っている白黒の写真。この後解散だと思うと( ;∀;)
「Wham Bam」聴きながらこのジャケット眺めるとどういうわけかしみじみとした気分になれます。良いアルバムには良いジャケットが必要だと改めて感じました。
コーラスワークも素晴らしい。イーグルスのコーラスワークの右に出るバンドはいないと思っていましたが、silverも肩を並べられる程綺麗で温かい。
そして、このアルバムのハイライト曲「Wham Bam」に関して。邦題は「恋のバンシャガラン」。邦題の方は相当違和感^^; 胸を締め付けられるほどのメロディとコーラスワークが特徴。至高の逸曲。
エンディングの緊迫感が癖になる「No Wander」、イントロからもう泣きそうになる「It's Gonna Be Alright」と「Climbing」、その他は典型的でいて尚且つ温かいシンプルなウエストコーストロックで、どれもやはり良い。
刹那的な輝きを放ったこのアルバムは哀愁そのもの。癒しを求めているアメリカンロックファンは是非。
