今回は日本のラテンインストバンドとして知られたカリオカの85年作『KARTIK』。ポリドール移籍第一弾作品です。

このカリオカというバンドは、ボサノヴァの要素を取り入れて人気を博したSSW長谷川きよしさんのバックミュージシャン達によるセッションが発端となって始まりました。

ちなみに、バンド初期はフルート主体のラテンフュージョン的なサウンドでしたが、次第にピアノ/キーボードとガットギター主体のサウンドに変化していきました。
この写真は、長野県は南牧村で撮った一枚。このアルバムで展開されるサウンドは、まさにこのような感じの、自然豊かで長閑な風景を連想させてくれます。

ラテンベースのアンサンブルの素晴らしさは勿論のこと、乾裕樹さんの奏でる透明感のあるピアノやキーボード、佐藤正美さんの奏でるヒーリング効果のあるガットギターはまさに一級品です。


【楽曲】

(A面)

1.Another Morning(ありふれた朝)

2.Gloria

3.So Wet

4.Passarinho(小鳥)

5.O Grande Campo

(B面)

6.野生の馬

7.Sarangkot Calling

8.Blue

9.Double Rainbow


〈特筆すべき楽曲〉

#2

このアルバムの中でもとりわけメロディアスで、よく晴れた昼時にぴったりな楽曲。


#3

温かみのあるキーボードの音が心地良い楽曲。


#5 #6

バンドアンサンブルの巧さが際立つ2曲。テクニカルな要素を全面に押し出した楽曲ですが、メロディや雰囲気が良いのですんなり聴けます。


#8

曲名通り、やや薄暗い雰囲気の楽曲。個人的に一番好きな曲です。




以下、今回の関連作品です。