このブログでは何回も取り上げていますが、今回もネッド・ドヒニーの作品を。91年作のアルバム『Love Like Ours』、復帰後としては2作目にあたります。
前作の『Life After Romance』が人気作なので(聴きやすくて濃い曲ばかりというのが理由だと思います)このアルバムはその影に隠れがちですが、個人的には復帰以降の作品ではこれが一番好きです。

また、初めてコンピューター(プログラミング)を導入したということもあり賛否両論ありますが、この時代ならではのいなたい音と彼のメロディの組み合わせは、独特の音風景をつくり出しているような感じがして、案外悪くない気がします。

【楽曲】

1.Love Like Ours (Instrumental)

2.The Secret Society of Women

3.Touched by Love 

4.True Survivor 

5.When Hearts Collide (Sad Eyes)

6.Perish the Thought 

7.Who Do You Love ?

8.Before I Thrill Again

9.Love Like Ours 

10.A Blue Moon Rising


〈特筆すべき楽曲〉

#2

(ドラムは打ち込みのようですが)グルーヴィーなサウンド、歯切れの良いアコースティックギター、アンニュイなメロディラインといった、彼の音楽性を特徴付ける三本柱がしっかりと感じ取れる楽曲。


#3

残響が心地良いイントロのギターリフを経て、彼お得意のメロウなサウンドが展開されます。後半での、夕暮れ時の寂しい海岸を連想させるような叙情溢れるサキソフォンソロもたまりません。


#6

イギリスのシンガー、トニー・ストーンに提供した楽曲。曲調的には、これがこのアルバムのハイライトだという感じがします。"Perish the thought that keeps you from my side"♪ のメロディが耳に残ります。


#9

ここでピアノを弾いているのが、所謂スムーズジャズ界の重要人物ボビー・ライル。胸に染みる名演を披露しています。


#10

彼のギター弾き語り中心の楽曲。この曲のような、始めは地味なリフが続き、途中でがらっと雰囲気が変わりメロディアスな展開になる、というのは彼がよく用いるパターンです。前に紹介した、このアルバムの次作ではこのパターンが多く聴けます。

https://ameblo.jp/mrmellow0608/entry-12618945126.html


前の記事も宜しければ。

https://ameblo.jp/mrmellow0608/entry-12615235557.html




以下、今回の関連作品です。