超初心者が2日でバタフライを泳いだレッスン
まだ読んでいない方は先にこちらを↓
いよいよ
2日でバタフライのクライマックス
この先の片手練習を完璧にすれば両手はいけます
しかし時間がなさすぎる
さぁどうやって、川崎珠莉さんはバタフライを泳げたのでしょうか
タイムリミット
03:10:00
立った状態でのストロークの練習を終えて
やっと泳いでの片手練習です
先ほどのキックで練習した潜って上がる感覚を思い出しながらそこに手を付けていきます。
何度も見本をお見せしながら
頭の中で良いイメージを繰り返し持ってもらいます
いきなり何回もストロークを連続するのは難しいので
1ストロークを完璧にできるまで
1回腕を回したら上手くいっても止まります
それを繰り返し繰り返し
ここで苦戦しているように見えます
実際終わってみれば
ここが一番苦戦していました
時間的にもここが一番かかりましたね
あくまでも最初にキックの練習をした時をイメージして
大きく潜って大きくうねります
ここで一つ絶対に私の中で貫いている考えがあるのですが
短期間でバタフライを上手くなりたい人は
まずは
大きくうねることです
フラットに潜らないバタフライをやりたい人もまずは潜ること
バタフライをこれから泳ぎたい人はうねりましょう
中にはうねらずにフラットなバタフライをいきなり練習する人がいたり、そうやって教えるインストラクターもいると思いますが
フラットのバタフライの完成過程に
うねるバタフライをマスターしていた方が
よりフラットバタフライが
綺麗になり前に進みます
先にフラットバタフライを練習した方は
多くの人が途中で何かしらの問題でつまずき
成長が止まります
体験上、体に上がる感覚を力で覚えてしまっていて頭打ちになってる人が大半です
何度も言いますが、バタフライをマスターしたい人は
まずはうねるバタフライをマスターする事をオススメします
話に戻ります
川崎さんの場合、動画や本で得た知識しかないので癖は全くありませんでした
癖がないのは指導者にとってすごくやり易く
まっさらな状態ほど成長スピードは速いです
ただ超初心者のため
バタフライの原理が頭で理解がまだできていなかったので
何度も繰り返し行います
細かい修正
腕を回し始めると、潜りが浅くなるので
お尻を水面から出し
目線を下げ頭を突っ込みます
そうする事によって潜りがより深くなります
自分の想像以上に潜っていく事を意識します
潜る時に意識したのは
①第1キック(潜っていくキック)でお尻をしっかり出す
②目線を下げて頭を突っ込む
③両足の親指をぴったりと触れ合っておく※初歩的ではあるがとても大事
これで潜りはなんとか及第点を取れたので
上がりの方です
ここが上手く行かなければ呼吸ができないので続けて泳ぐことは不可能になります
私がバタフライのレッスンをしていて
上がりのコツは何かと聞かれたら
こう答えます
我慢です
と
綺麗に潜ったあとは二つの我慢をします
綺麗に潜ったら
次にやる事はアップキックをしっかりと水面上まで上げてきます
ここがかなり重要
中途半端に上げるといわゆる第2キックと言われる
上がる時に打つキックが弱くなります
ですので大きく上にあげてアップキックを行い
第2キックに備えます
下半身がアップキックをやっている時に上半身は何をするかというと
1つ目の我慢の
何もしないで、上に向かって腕をスーパーマンのように伸ばす
です
この腕がかなり重要です
我慢できずにストロークに入ると確実に上がれずに失敗します。
とにかく我慢して上に向かって腕を伸ばしましょう
いつまで伸ばしているかというと
先程、アップキックで水面まで上げた足が第2キックで水中まで降りてくるまでです
これが二つ目のの我慢の
アップキックでしっかりと上げた足を
水中に入るまでキックを打たずにそのまま足を止めて落としてくるように我慢です
ダウンキックは水の中に戻ってくるまで打ちません
ほとんどの方が水面ギリギリのところでキックしているのではないでしょうか
床に足がつくんじゃないかと思うぐらい落としましょう
その後に伸ばしていた手をしっかりと回して水面の上まで回してきます
実際やってみると、我慢できずに早く腕を回したり
我慢できずにキックを早めに打ってしまい
水面でキックしてしまいます
とにかく二つの我慢です
①スーパーマンのように何もせずに伸ばしておく
②高く上げたアップキックを水の中に入るまで我慢して打たない
③両足揃えて親指揃えて
これを意識するとシーソーのように
潜る時は体がこの矢印のような向きになり↙︎
上がる時は↗︎
なります
この体の向きを作る事により
浮力
という力をバタフライで使えます
空のペットボトルやビート板を想像してください
これらを水の中に水中に沈めて手を離すと勢いよく水面に出てきます
この力をバタフライでは使いたいのです
ただし、これには注意点があります
ビート板が水の中で垂直に立てた状態で手を離せば勢いよく水面の上まで出てきますが
平行な状態、すなわちフラットで手を離すと水面の上に勢いよく出てきません
この浮力の力を使うには、いかに上がる時に浮力を最大限に引き出す形になっているかが重要です
それが↙︎↗︎
この形です
この角度は人それぞれの角度がありますが
斜めに潜って上がって来れれば楽に上がる事も可能になるんです
この事だけを徹底的にやり奇跡の2日でバタフライマスターを目指します
片手が終わった頃には今日のレッスン時間は10分しかありませんでした
最後に少しだけ両手をやりましたが
明日に持ち越しとなりました
タイムリミット
02:00:00
1日目が終わっての感想は
なんとか0パーセントだった可能性が
30パーセントぐらいまで上がり光が見えました
しかしまだ両手での成功イメージがまだ私にも付かなかったのです
しかし、休憩を一切せずに2時間バタフライを泳ぎ続けた川崎さんに思いに応えるべく
最後の最後まで諦めず頑張ろうと思いこの日を終えました
そしていよいよ運命の日
タイムリミット
02:00:00
ここは焦らずに、気分転換に背泳ぎから練習しましょうと提案して背泳ぎ30分ほど練習しました
撮影はバタフライと背泳ぎを泳ぐ予定でした。
背泳ぎは細かいところを直すだけで30分ほどで上手に泳げたので
いよいよ両手のバタフライです
タイムリミット
01:30:00
最初は前日のおさらいを軽くやって
いよいよ両手です
ここで秘密道具を出しました
フィンです
まずは自分の体に成功した時の泳ぎを体感する狙いがありました
これが狙い通りで
フィンを付けた状態ではほぼ完璧に近いほどのバタフライで泳いでいました
実際に練習する方はフィンはなかなか付けられないかと思いますが
つける機会があればフィンをオススメします。
ちなみに私のパーソナルではフィンを使っての練習を行います
現時点はできない泳ぎ、未来のベストの泳ぎを
今体感できると考えているので非常にオススメです
もちろん多用しすぎも良くないですが
上手く使うと成長スピード一段と上がります
特に川崎さんの場合はバッチリハマりました
25mの完泳を何本も繰り返してできるようになりました
頃合いを見て外していよいよ本番です
イメージはフィンのバタフライでかなり出来てます
後は川崎さんの中で、
そのイメージを再現できるかが成功の鍵となりました
そしてフィンを外して泳いだ一本目、、、
前日よりかなりバタフライになっています
12.5mぐらいまで進むことが出来て前日からのかなりの成長です
後はもう繰り返し泳ぐだけ、、、
そしてその後、たった10分後に
25m完泳！
タイムリミットまで
01:00:00
実際2日目の最初は背泳ぎを練習したので
トータル2時間30分でした
まさか成功するとは
しかもこんなに早く
感動致しました
多分世界で一番早くバタフライをマスターしたのではないでしょうか
真摯に休みなくレッスンを行った川崎さんに感謝の一言です
素晴らしい
2日でバタフライをマスターできる根性そして気持ちは
この先の人生確実に大成するでしょうし
是非自慢にしていただきたい
2日でバタフライをマスターはそう簡単にできるものじゃありません
川崎珠莉さん本当におめでとうございます
後日談ですが、次の日の撮影はなんと50mプールでの撮影だったらしいです
なので、もちろんおよぐのは50m
レッスン中に、
50mプールの可能性も無いとは言い切れないのですが
もし、50mでも今の泳ぎを続けるだけでいけますよ！
なんて無責任な事言っていたのが当たってしまいました笑
でもそこで本当に50m完泳をして見事OAでは華麗に泳いでいました
後半意識が無かったそうですが笑
私は動画では見れなかったのですが
全力坂のホームページで静止画があったのでそこで確認できました
是非皆様もこのレッスン内容で練習してみれば2日でバタフライをマスターできるかもしれません！！
もし出来なかったら川崎さんのように是非パーソナルまでお越しください笑
お待ち申し上げております！
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