僕は今空を飛んでいる。
もう二回ずつ朝と夜を迎えた。
この鳥さんとも仲良くなった。
今までの人生いや、バナ生を話したら、最後に新しい景色を見せてやると言ってくれた。
くちばしにくわえられながらの生活。
思えば今までの人生いや、バナ生は恵まれたものではなかったのかもしれない。
しかし、僕は最後に素晴らしいプレゼントをもらった。
バナナは一度しか海を渡らない。
僕は二度海を渡る。
僕の今までの人生いや、バナ生をここに書き記した。
これから先の旅はきっと素晴らしいものになるだろう。
それについてはこの先、僕が腐って意識が無くなる前に綴ろうと思う。
前方に大陸が見えてきた。
僕の新たな人生いや、バナ生の始まりだ。
心無しかさっきより高度が下がった気がする。
鳥さんがくちばしを滑らせたようだ。
どうやらもう時間がないようだ。
僕は最後にこう書き記す。
荒木茂が好きでした。
モア・ストロンガー