フジテレビで現在放送中の「102回目のプロポーズ」、前から放送を楽しみにしていましたが、最近このドラマには正直ガッカリしている。

その理由が、いわゆる主役の置かれている立ち位置だ。
昨今の恋愛ドラマ、如何いう訳か悲恋傾向が強い。映画でもドラマでも、主役の何方かが不治の病に罹っている設定が実に多い。最近見たシネコンの予告編でもこの様な傾向が有る。10月に公開される予定のこの映画だ。

この映画は実話だと言う。主役の川口春奈さんが不治の病に侵される設定なのだ。
言い方は悪いが、お涙頂戴と言うストーリーだ。
先の「102回目」は過去放送された「101回目」のオマージュ的な作品で、脚本家の鈴木おさむ氏が、是非続編を造りたいと願っていたらしい。ご存じの様に前作は死に別れになった元婚約者、その彼と似た人物の登場で女性の心が激しく揺れ動く中、武田鉄矢氏演ずる処のもてない男が、誠心誠意その彼女に向き合う姿が多くの視聴者を引き付けた。
しかし今作品は不治の病に罹った男・・と言う今流行りの設定、これには期待外れだ。まさかこの先、男が病から回復なんて話は無いだろうが、この先の展開は何となく読める。
この様な映画の走りは、2009年に造られた「余命一か月の花嫁」では無いだろうか。
TBSのドキュメンタリーで放送された実話を元に、榮倉奈々さんと瑛太さんで映画化された映画で、当時多くの観客を集めた作品です。
昭和時代の恋愛映画と言えば、どちらかと言うと純愛ものが多かった。
有名な「愛染かつら」ご存じないかな。医者と女看護師の悲恋ものだ。
家柄や身分とかの障害を乗り越え結ばれる。また「青い山脈」「若い人」等などは明るい青春映画だ。決して死がテーマでは有りませんでした。
それを思うと今の時代、もはや純愛は死語なのか。美男美女が知り合い、大恋愛の末結婚し、家族に恵まれハッピーエンド、こんな映画誰が見るか・・かな。
今はドロドロした方が好まれる? それとも不倫物かな。
他人の不幸は蜜の味、恋愛も、時代と共に変わるのかな。