今日行われた大相撲春場所千秋楽で、新入幕・尊富士と入幕2場所目の大の里の優勝争いとなりましたが、尊富士が豪ノ山を倒して13勝2敗となり、何と110年ぶりの新入幕優勝を飾りました。
他にも、
〇新入幕で初日から11連勝(あの大鵬と並ぶ史上1位タイ)
〇初土俵から所要10場所での幕内最高優勝(史上最速)
といった記録を打ち立てました。
14日目の朝乃山との一番で敗れた際に、右足首を負傷したので心配しましたが、負傷を押して出場し、見事な相撲内容でした。
本人は、「記憶に残る相撲をとりたかった。」と言った感じのコメントがありましたが、まさに “記憶にも記録にも残る” 事となりました。
今場所は、横綱・照ノ富士が途中休場。
大関は、霧島=5勝10敗で来場所はカド番。豊昇龍=11勝4敗。貴景勝=8勝でカド番脱出。新大関・琴ノ若=10勝5敗でした。
三賞は、
〇前頭17・尊富士が殊勲賞・敢闘賞・技能賞の全てを受賞。
〇前頭5・大の里(11勝4敗)が、敢闘賞(2回目)と技能賞(初)
若手の有望力士が現れた印象が強く残った場所となりました。
来場所はこの2人が幕内上位に上がって来るので、上位陣と総当たりの場所となります。楽しみですね。
今場所も力士・関係者の皆さん、お疲れ様でした。