父が要介護5の胃瘻になりました | 薬剤師ムーみんのトトノエル生活

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そんなことを考えて、皆様の健康寿命をのばすお手伝いをしたい
薬局薬剤師&健康管理士です!
ムーさんは亡き愛犬からとった名前です

ブログ書くの随分お久しぶり過ぎになりました

 

2023年6月

父が風邪を拗らせて肺炎になり

入院先でせん妄を起こし

その段階で

まだ入院して一週間なのに

肺炎自体は良くなってきているのに

担当医にこの人はもう無理だと言われて

(たまたまその時父は正気だったから、回診に来ていた先生の話が聞こえてしまった様子)

 

一週間点滴で、飲み込みができなくなってしまっていた状態

 

先生に

どうします?と聞かれた

どうしますって何を???

 

こちら側はそんな感じですよ先生

 

点滴にするか鼻から栄養を入れるか

みたいなことでしたが

右にしますか左にしますかのノリでそう聞かれる

 

鼻からお願いしますと言ったら

本当にやるんですかと聞かれた

 

まだ入院して一週間です

高齢者は肺炎が命取りとは知ってるけど

本人ちゃんと生きているのに

このまま点滴にしろと???

 

その方が本人も楽だろうと

栄養を入れたら痰が苦しいですよと

 

言いたいことはわかりますが

もう少しちゃんと状況の説明とか未来の予想とか

年寄りの母にわかるような詳しい話はないのでしょうか

 

その後せん妄と誤嚥性肺炎の繰り返しで

急性期病院での入院が二週間ではなく1ヶ月半になり

その間ずっとベッドに手足を縛られ(後半は手だけでしたが)

当然、普通に歩いて活動していた人が要介護5になりました

 

痰の吸引も頻回です

 

そんな辛い思いをしているのに

リハビリして動けるようになりたいと願う父

無理だよ諦めてなんて言えません

 

病院では療養型病床じゃないと無理と言われたけれど

リハビリをさせてくれる

地域包括型の病床を捜してもらい

ようやく8月初めに転院を果たすも

今度はそこでコロナにかかり

 

しまいに枯れ葉のような体になってしまいました

でも頭はしっかりとしているので

鼻から入れていた栄養を胃瘻に変えたら

痰も減るかもしれないと担当の先生

 

どうする?と半分認知症になりかけている父に聞き

やると言うので

胃瘻にしました

 

コロナにかかってからは全く動くリハビリもできなくて

それでも

まだ生きるために明日

有料型介護付老人ホームに行きます

 

病床の違い、老人ホームの違い

医療の問題点

健康でい続けることのためのテーマは人によって違うこと

栄養を入れる延命の是非

いろんなことを考え

知ることができた3ヶ月でした

 

これからどうなるかわからないけれど・・・

 

無理じゃなかったじゃない

急性期医療って

無理か無理じゃないかを必ずしも決める場所じゃないって

 

言える結果になるといいなと思いつつ・・・

 

今回こんなことになってしまった一番の原因はフレイル

 

父はよく歩く人だったけれど

最近は体力も落ち気味

母も痩せ体質

 

でも、家庭での食事は

ちょっとメタボな人は見習った方がいいよ〜と言えるくらい

健康にいい食事

 

それが仇になるんだよと言っても

油は嫌いだからとか

コレステロール高いしとか(薬飲んでるから気にしなくていいって言ってるのに)

タンパク質は食べているからとか、野菜からしっかりと食べているとか

 

それは私たちが気をつけることなんだけどなあ・・・

 

そこに来て、入れ歯の治療中だったことが決定的だったと思います

 

そんなこと知らなかったしって母に言われました 

 

人の心臓ってなかなか簡単には止まらないから

だからちゃんと

健康的に長生きしてもらうためのアレコレは

もっと啓蒙していかないといけないんだなと

つくづく思いました

 

日々の生活に合わせて

 

これまで経験してきた3ヶ月と

これからの経験も

ぼちぼちと綴っていけたらなあと思っています

 

日々の生活といえば

お味噌ができましたウインク

めっちゃ香りがいい

来年はもっとつくりたいと思います

 

始めようと思っていたアコースティックギターは

そんなわけで途切れ途切れの練習にて左手腱鞘炎でお休み中笑い泣き

【ベネッセのおうちごはん】高齢者向けのお弁当・介護食の宅配