こんにちは、れいこです。




その後もタバコを見つけたら注意、没収を


繰り返しながら、しかし、夜遊びをしたり、


中学校に行かなくなったりはなく、


土日にあるクラブチームの練習にも


参加していました。


ただ、練習参加中も楽しそうに


そのスポーツをやっているという感じは


ありませんでした。


それはその時に始まった訳ではなく、


今から考えると夫の声掛けで


小学校3年生から始めたスポーツ。


ずっと楽しんでやっている感じはなかった。


なかったのに…見て見ぬふりを


ずっとしてきた気がしました。


息子に聞いた訳ではないので、真実かは


わからないですが、その頃は夫のアルコール


問題を抱え、夫婦仲が悪いってほどの状態


ではありませんでしたが、夫婦間のピーンと


張り詰めた空気を感じ、子どもながらに


自分が何かすることで和むかなと


無意識で考えたのかなと推測します。




昨年のいつだったか、息子と子どもの頃の


習い事について話していた時に、


私:ママは習い事する時にやりたい?やりたく
 ない?って聞いてからやってたよ。
 確かに、ここまでやろっかっていう基準は
 ママが決めていたけど。


息子:子どもは親にやりたい?やりたくない?
   と聞かれた時点で親のやらせたいって
   気持ちを感じて、やって欲しいん
   だろうなって期待に応えようとすると
   思うよ。


と言った時に、頭を鈍器で殴られたような


衝撃を受けました


今ならわかります、何を言ったのかは問題


ではなく、そこにどのような意識


のっていたか。


自分も子ども頃にそうだった、両親の不仲を


見て家族の動向を伺っていた。


大人になって母となり忘れてしまっていた。




中学3年生の夏が終わり、いよいよ進学先


お声をいただいた高校もある中で、


クラブチームの監督の鶴の一声で、


進学先の高校は決まりました。


今思うと、何度も息子とも、


自分自身とも向き合うチャンスはあった。


客観的に見たら、


ん?何か変かも?と感じる所は沢山あった。


ですが、


そのゾーンにいる渦中の人はなかなか


気付きにくいのではないでしょうか。


なので、例えばそのスポーツに関係ない方


だったり、子育て中なら子育てしてない方や


全く違う分野の方に、


「今、こんな状態なんだけど、どう思う?」


と、相談してみるのも一つの方法なのかと


感じます。


全く違う方向からそんな考え方あるんだ、


そんな方法もあるのかなど、


もしかしたら選択肢が広がったり、


違う意見、違う道が開けるかもしれないと


思います。