youthful days -2ページ目

黄色の空、鶯の歌

僕は他人の悪い部分しか見ようとしない。

たとえ他人の善意であっても

それに潜む

悪意を、下心を感じてしまう。

身勝手な猜疑心。


これまで散々

信じることは愚かなことだと言っていたが

他人を信じないことには

他人からは信じられないだろう。

一見綺麗事だがそうではなさそうだ。

信じられる為に信じるという

その見返りを求めた行動とは

既に汚い。

そして

僕はまた

上辺だけ信じておけばと愚案。

僕はきっと歪んでいる。

僕をこんな風にしたのは

世界だ、社会だ、世間だ、
大人たちだ、周りの人間だ

と叫んでやりたい

しかし、何より無知であった自分の所為だろう。

幼稚な尺度で「信じる」とは尊く高尚なものだと

勝手に思い込んでいたからだ。


改めて自分の思う、または思っていた、そして他人の言う

「信用」や「信頼」、「信じる」とは

他力本願で生きる怠慢な人間たちが生んだ便宜を正当化する為の言葉

僕はそんな風に思う。




「(面倒やから)あれやっといてくれへん?」


これが信頼・信用・信じるということ。

謎。

先日


同じ学部のゆうこちゃんから


23日空いてる?

と聞かれ

はい

と答えると


良かったらピアノの発表会見に来てよ~ニコニコ


と言われ

寝ぼけていた僕は

即座に「行く」と返信し

すぐ様眠りに落ちた。

もちろん起きてから

後悔したことは言うまでもなく、

必死で断る言い訳を探しながら

遠回しに乗り気でないことをメールで

なんとなく分かってもらおうとしたのだが、



ヴーヴーヴー



「友達誰も来てくれへんねん。」





うん。行くよ。





俺、弱。







一体どういう風の吹き回しで

僕が彼女のピアノの発表会を

見に行くんでしょうか。

風の吹き回しどころか

どこ吹く風な話です。


このゆうこちゃんという女の子は

僕がこの地球上で唯一

心の内が、全く、全く

読めない人物です。

外見だけは

非の打ち所がないような美人なのだが。


この人物こそが

僕の人生始まって以来の謎です。

リアル涼宮ハルヒです。


去年

大学生活で

内部生以外の人物で

最も長い時間一緒に過ごしたのが

彼女なのだが

掴み所が無さ過ぎるのである。


ある時は

彼女の前で

通り過ぎた女性を見て

あ、あの人可愛いと呟くと

「なんでそんなん言うん」
と半ギレでした。

そして僕は

由縁が分からず

半逆ギレでした。


また、ある時は急に家に遊びに来ました。

あろうことにも

ノースリーブのシャツから

細く白い腕を出して

僕の横で寝だし、

僕にこれでもかと

息を呑ませました。


ある時は昼飯に誘われ

待ち合わせの食堂へ行くと

ゆうこちゃんと

ゆうこちゃんの部活の先輩が座ってて

何故か三人で飯を食べ、

その先輩の男性と僕は息と喉を詰まらせながら

食事をしていたが

ゆうこちゃんは平然と振る舞っていた。

後で話を聞いたところ

「あの人と話してみたかってんけど二人は嫌やったから呼んでん。ごめんな」

だとさ、トホホ。


またまたある時は

科学館に二人で行きました。

まんざらでもなく楽しんでしまった僕がいた。



極めつけはこれ。


「映画見ようよ。でも二人とも別の映画見るんやけどね」


!?

いや一人で行けよ

マジ基地か。

こればかりは断りました。

確か奴はB型だった。


B型が嫌われる理由の

3割くらいはこの女の所為じゃないかなと

真剣に思った。


しかし

この死ぬほど気分屋で

他人の都合一切無視で

思考回路がショートしてる

この女がいなければ

僕は学部に女友達と呼べる人間はいなかった。


桜の散った

初夏の3号館前で初めて言葉を交わした。

軽い自己紹介で

僕の名前を耳にするや否や失礼過ぎる程の大笑い。

僕は思った

「こいつ頭おかしい」。

その日以来馴れ馴れしく絡んできた

かと思うと急に素っ気なくなる

かと思うとまた急に馴れ馴れしくなる

という鬼畜なツンデレ具合に

僕はとても引いていた。

しかし

何の楽しみもない単調な大学生活の中での

唯一の刺激は

ぶっ飛んでいるゆうこちゃんなのかも知れません。






※この物語は事実を元に制作されています。

I've gotta a lot of things to learn

休みが長い。


何も学ぶことがなく

怠惰。


本でも読もうかと思えば

サークルの誰かに呼び出される。

あれ、俺嫌われた?

って僕が思うまで

是非放っておいてくれ。
僕は青春ごっこがしたくて

サークルに入ったんじゃないんだよ。

面倒くさい。

仲良しごっこなら外でやってくれよ。


とか言いながら

サークルは一人でハァハァ言いながら

練習して楽しいけどね。

しかし

練習後の

晩飯連れて行かれてからの

誰かしら一人暮らしの奴の家での

無意味なオールは

もはやパターン化していて

ハルヒのエンドレスエイトくらいダルい。

まぁハルヒやったら可愛いからいいけど、

なんでおっさんだけでスマブラせにゃあならんのだ。

僕はそんなことより

陰気に考え事をしていたいのだ。

最近「考える」という行為から離れつつある為

頭と心の方が心配。

確実に弱っとる。

来年の2月25日、二十歳の誕生日から

僕の脳細胞は一方的に減少するのだよ

そしてあと5年後の2月25日からは

「疑問」が停止するんだよ

時間がないんですよ。


てかひょっとしたらもう減少と停止が始まってるかも知れない。