昔の方法では、酵母の固定法がいわゆる「秘伝」であり、誰でも作れるものではなかったようです。
ですが、現代はどぶろく用かどうかは別として、材料には事欠きません。
麹を作ることすら、昔は上手に作ることが難しかったと聞きますが、現代のスーパーでは「甘酒用・麹漬け用」として、現代食品工業技術の粋を尽くした優秀な麹が、200g300円くらいで売られています。これを使えば百発百中失敗は起こりえません。安心して取り組みましょう。
まず、あまりたくさん仕込んでも何ですから、出来上がり1.5リットルに挑戦してみましょう。
用意するもの
① 普段食べている白米
3合
② 水
850cc(よく冷やしておいたもの)
③ 米麹
200グラム
④ ドライイースト
スーパーの菓子材料コーナーなどで売っている カメリアイーストなど
⑤ 発酵容器
ポリバケツでもよいが、陶器製の甕など用意できると楽しい
手順
1 水850CCを冷蔵庫でよく冷やしておく。
2 米3合を普通に食べるよりやや固目のご飯に炊く。
3 10分ほど蒸らしたのち発酵容器に移し、冷蔵庫で冷やしておいた水をかけよくかき混ぜる。
この時、中身の温度が40度くらい(ちょうどいい風呂の温度)に下がっていることを確認すること。おおざっぱでよし。ちょっと熱いなと思ったら、冷蔵庫の氷など入れて冷やし、ちょうど良い温度にしてもOK。
4 米麹200グラムをよくほぐしながら混ぜ合わせる。
5 ドライイースト少々(小さじ1杯くらいで十分)をくわえて、これまたよく混ぜ合わせた後、容器にふたをしてあったかいところに放っておく。
6 夏なら2~3日。冬でも普通の部屋においておけば1週間くらいでどぶろくが出来上がる。絞った後で、1.5リットルくらい取れる。
7 毎日しゃもじで適当にかき回し、味見をするのがまた楽しい。
8 取っ手の付いた小さなザルを沈めて、そこから味噌汁のおたまで(よく洗って)汲み出して飲もう。
注意点
発酵容器に、かたくふたをすると爆発するので密栓してはいけない。ガラス容器の場合注意。虫の侵入にも気を付けたい。
といったところです。
これは、私が友人達などに教えるために作って配っているレジュメの内容を転載したものです。
何十人にも配り、その後作った人に聞いてみても失敗した人は一人もいませんでした。
出来上がり(かすを絞った後の酒の量)は1.5リットルです。絞った後の「酒かす」は、水に溶いて温め、砂糖としょうがの絞り汁などを入れると最高の甘酒になります。市販の甘酒など二度と飲めなくなるほどの風味とうまさです。捨てるところなどひとつもありません。
是非どうぞー
※ 注意
いくら良くできたからといって、近所の駐在さんとか、税務署に勤めている人などにはくれぐれも配らないようにしましょう。
また、新聞記者などが聞きつけて取材にきても、絶対にそのようなものを作っていないと言い張り、いい気になって一部始終見せたりはしないようにしましょう。
これらを怠ると、場合によっては使った新聞紙から、ざる、おたまの果てまで押収されてしまいます。(小心者はやらないようにしましょう。びくびくして作っても面白くありません)
このブログを読んで、その結果いかなる事態が生じようとも、管理人は一切の責任を負わないことを明記しておきます。
大人は自分が行った結果については、すべて自分で責任を持ちましょう。
もっとも、私自身はしょっちゅう作っており、いろいろな知り合いに作り方を教えておりますが、取調べを受けたことなど一切なく、また、私に聞いて作った人も大勢おりますが、彼らも何らのお咎めを受けていないということを申し添えます。
私などがつかまる事態が生ずるとすれば、その前に本を書いて売っている人がとっくにつかまってますよね。
そういう意味でご心配なく。


































