「どぶろく」というものがあります。
これは、普通の米を発酵させて作った自家醸造酒のことでして、日本酒の原点です。
濁り酒などというものが酒屋で売られておりますが、あれを自分の家で作ったものに近い感覚です。
戦前までは、庶民の酒といえば「どぶろく」が普通だったと聞きます。農家では米は普通にあるのですから、戦中や飢饉のような非常時は別として、何もばかばかしく高い酒造会社の酒など買わず、自家用の酒は自分で作っていたと聞きます。
しかし、国が戦争の出費の一部を酒税で賄おうとしたために自家醸造を禁止し、それが現在まで続いております。この米あまりの時代にですよ。
ですから、「どぶろく特区」とかいうばかばかしい地域は別とすれば、これは現在も立派な「ご禁制品」です。
でも、よく考えてみれば、自分の米を普通に炊いて食おうが、おかゆにしようが、どぶろくにして飲もうが、何で国につべこべ言われていなければならないのでしょうか。ましてや犯罪者扱いなどとんでもなく、これで民主主義国家であるなど片腹痛いことこの上ありません。北朝鮮を笑えませんよ。本当に。
おとなしい私でも怒ります。
一般的な民主主義をとる先進諸国で、これを違法にしている国はほとんど日本だけだと思われます。他の諸国では、「ブリューイット ユアセルフ」とかで健全な趣味、まあ、料理の延長と捉えているらしいですね。ワインもビールも日本酒も売ろうとしなければ何でも作れるし、道具も普通のホームセンターなどで手に入るそうです。
どぶろくを特区申請すること自体、ばかばかしいの一語に尽きます。当然の国民の権利として、解禁させればいいのですから。昭和30年代は、梅酒とてが禁制品だったのですよ。
日本酒の人気が衰え、歴史のある酒造会社までが、韓国どぶろくの「マッコリ」など作らなければならない現在、あえて「どぶろく」を造るということは、日本人のアイデンティティーの再確認という意味でもやってみる価値はあると思います。
次回実践編も、チカラをこめて書きます。でも作るのは実にj簡単ですよ。
おたのしみに
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