問題が見えてない人
問題を解決する前に、そもそも問題が見えていない人が多いと感じます。テーマが大きめですけど「少子化問題」ここでは問題は少子化なので、子どもの数(出生数)が減っていることが問題になるはずです。ところが政府が急に婚活に力を入れてみたり、子育て支援を導入しているのは問題を正しく認識できているのか疑問を感じます。婚活は『結婚することで子供が増える』ことが前提で一つの方策かも知れませんが、核家族化は30年以上前から言われているのでそれでは子供は増えません。子育て支援も『すでに子供がいる人への生活支援』なので、子供が増えたら経済的に困ると心配してる人への心理的なハードルを下げる効果はあるかも知れませんが、それは経済問題が根底にあるとの前提が正しければの話です。子供が増えていた頃は経済成長が2ケタ成長でもあり、家族観も少し違っていたことが背景にあったと思います。今はマイナス成長で、核家族で育った若者たちを社会の前提に置かなければ問題を正しく認識できないでしょう。年を取るほど成功体験も失敗体験も重ねて、その人なりの常識が出来あがります。周囲の状況を自分の常識に当てはめて解釈したくなります。人間ドックの数値が悪くても「それは何かの間違いだ」と考えたり、ひどい場合はわざと検査日の前にお酒を飲んで「数値が悪いのも仕方ない」と自分を誤魔化して現状を認めない人もいます。幸い人間ドックに限らず、さまざまな自己分析ツール(MBTIやDiSC等)や、組織ではエンゲージメント調査が発達しています。それらの結果を自分の常識で判断せずに、むしろ自分の常識を書き換えるつもりで現状を変えていくための処方箋にすべきだと思います。それをできる人こそが、問題が見える人なのです。