ミスチル Starting Over スターティング オーバー 歌詞 解説 解釈 意味 | ミスチル ファン FK

ミスチル ファン FK

Mr.Children大好きです!
ミスチル &桜井和寿好きな方!集合!
僕にとってミスターチルドレンの曲や桜井さんの歌詞は生きて行く為の力の源です!!
ミスチルデビュー前のインディーズ時代の曲も紹介していきます!
お気軽にコメントも宜しくお願いします(^-^)

ミスチルファンのFKです!!


それじゃ~元気いっぱいやってくでぇ~~~!!(^-^)

 

今回は『Starting Over』を私が感じたまま解説していきます!

 

曲名:Starting Over

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

 

 

Starting Over(スターティング オーバー)…新たな旅立ち(新たなスタート)

 


今回4人で初めてのセルフプロデュース!そのアルバムの代表曲にふさわしい題名ですね(^^)


もちろん「足音」も今回のアルバムの顔ですけどね‼


「FIGHT CLUB」はまさに!このアルバムの調味料的な役割で今回の顔をを引き立ててます‼

 

桜井さんはインタビューで「今回のアルバムの顔になる曲があるとすれば、一つが足音でもう一つがこのStarting Over」だと言っています。

 


足音は綺麗な歌で、Starting Overは過激な歌です。まさに「FIGHT CLUB」2面性を持つ人間味あるアルバムに仕上げていますね!桜井さんは天才です(>_<)

 

では行きます!(^-^)

 

 

「肥大したモンスターの頭を 隠し持った散弾銃で仕留める 今度こそ 躊躇などせずに その引き金を引きたい」
今回Mr.Childrenは新しい環境で作曲(収録)活動をしていますが、その中で時に恐れたり、そして時に迷ったりしている自分自身の弱い部分を、自分の中にひそんだモンスターに例え、そのモンスターの息の根を止めに行きたい、そして新たなスタートをきりたい、という想いのつまった歌い出しに感じました!
「今度こそ」と歌うところは、今まで何度もその自分の弱さと向き合って、切り捨てる事を躊躇してきた事がわかります。もう1人の自分を切り捨て新たなスタートをしたいという想いが描かれているのでしょう。

 

 

「あいつの正体は虚栄心? 失敗を恐れる恐怖心? 持ち上げられ 浮き足立って 膨れ上がった自尊心? さぁ 乱れた呼吸を整え 指先に意識を集めていく」
自分の中にひそむモンスターの正体は何かを自問しているところですが、全て該当しているからこそ腹立たしく呼吸も乱れてしまう心境ですね。虚栄心?(見栄っ張りなのか?)、恐怖心?(新しい環境になって「ダメだったかぁ」と言われたり、失敗に終わることをビビってるのか?)、自尊心?(ちやほやされ浮かれてテングになって生まれた、くだらないプライドなのか?)、引き金にかけた指先に意識を集中してこの全てを(モンスターを)仕留めようとしている瞬間でしょう。

 

 

「僕だけが行ける世界で銃声が轟く 眩い 儚い 閃光が駆けていった 「何かが終わり また何かが始まるんだ」 そう きっとその光は僕にそう叫んでる」
作詞作曲をおこなう音楽という自分だけが行ける意識の中の世界(自分自身の心の内側)での出来事を描いているみたいです。
そこで銃声は響き、眩く儚い閃光が駆け、何かが終わり何かが始まる。まさに一皮むける瞬間だと、自分で自分の殻を破る瞬間なんだと、意識の中で自分に叫んでいる心境でしょうね。

 

 

「追い詰めたモンスターの目の奥に 孤独と純粋さを見付ける 捨てられた子猫みたいに 身体を丸め怯えてる あぁ このままロープで繋いで 飼い慣らしてくことが出来たなら」
自分の弱さと見つめ合ってみると、孤独でもあり純粋でもあるからこそモンスターになっていることにも気付きます。その弱さはむしろ人間らしい姿なのかもしれませんね。そんな弱さをいざ切り捨てる(撃ち殺す)事は自分の一部を失う事です。だからこそ情けをかけたくもなります。ここで余談ですが・・・どんな組織にも居ますよね!『昔は必要だったが組織が大きくなれば必要ない、しかし貢献してきた事を称えたいから切り捨てず飼いならしたい。』なんてことが・・・それはさて置き、そのような状況がまさに心の中で起こっているように感じました!いざ追い詰めるとそのモンスター的な自分の弱さは、切り捨てられる事に怯えてる。できる事ならそのモンスター(もう1人の自分)を切り捨てるのではなくおとなしく言う事を聞かせたい(もう1人の自分を塞ぎ抑え込みたい)と言う想いを描いているようです。まさに表裏一体の人間味ある感情の現れですね。

 

 

「いくつもの選択肢と可能性に囲まれ 探してた 望んでた ものがぼやけていく 「何が生まれ また何かが死んでいくんだ」 そう きっとそこからは逃げられはしないだろう」
4人で初めてのセルフプロデュースにはたくさんの選択肢と可能性があり迷いに迷い苦悩を繰り返し、探し求めていたものや望み続けていたものに近付けようとすればするほど、完璧を求めれば求めるほど、探し求めていたものや望み続けていたものがなんだったのかわからなくなるほど(ぼやけてしまうほど)、もう1人の自分(モンスター)との葛藤があり、迷いや悩みを繰り返している心境でしょう。
そして何度もモンスターと対峙し、葛藤し続ける事からは逃げられはしないだろうと自覚している想いを描いているように感じました!

 

 

「穏やか過ぎる夕暮れ 真夜中の静寂(しじま) またモンスターが暴れだす 僕はそうっと息を殺し 弾倉に弾を込める この静かな殺気を感づかれちまわぬように」
これまでに何度も「また」という言葉が出てきましたが、実際に今回の音楽活動の中で、夕暮れや夜中に何度も自分の弱さがこみあげてきて、(またモンスターが暴れだして)、様々な雑念に悩まされ苦しんで闘った事が伝わってきます。殺気を感づかれちまわぬようにと、自分の中でもう1人の自分を静かに押し殺そうとする様が描かれてますよね。

 

モンスターが暴れだし、その都度自分の中にひそむそのモンスターを振り払い打ち消そうと苦悩を繰り返して作り上げられた素晴らしいアルバムだという事がわかります。

 

「今日も 僕だけが行ける世界で銃声が轟く 眩い 儚い 閃光が駆けていった 「何かが終わり また何かが始まるんだ」 こうしてずっと この世界は廻ってる 「何かが終わり また何かが始まるんだ」 きっと きっと」
モンスターはもう一人の自分ですから、確かに殺したくても殺せない、でも何度も仕留めようと繰り返す。だから「今日も」と歌います。
この世界も、宇宙の道理であり、自分自身、モンスターと表裏一体で悩み迷い葛藤しながらこうして廻っていくんだという想いがつまってます。人間の道理ですね。それを桜井さんらしく綺麗に表現しているので聴き入ってしまいます(>_<)
そしてまた、何かが終わりまた何かが始まるんだと、きっとそうなんだと、きっとそうなんだと、何度も願いを込めて歌っています。
完璧を求めても完璧にはなれず、ですからもちろん完璧な人間はいません。
でも完璧を求め続けるのも人間です。
最後の「きっと きっと」には、そんな人間味ある(完璧を求める)願い!が込められた響きとして、僕は心打たれました(>_<)

 

 

ここで、「結局モンスターの息の根は止めてないし、何度も戦って、なぜ闘い続けて、新たなスタートになるの?」と疑問を抱いた方もいるかもしれませんが、自分の強い部分も弱い部分も全て大切な自分自身です!息の根を止めたくても止めれないモンスターを受け入れて、闘い続ける決意です!
『最大の敵はまさに自分の中にある!人生は一生自分との戦いなんだ!』という気付きと、『闘い続ける』という決意表明なんだと思います!

 

まさに、自分の中での『理性と本能の戦い』ですね!!

そして人間らしく本当のスタートを切ったわけです!

まさにミスチルならではの、そしてミスチルらしい!Starting Overというわけですね!!(>_<)

 

感動します(T_T)

 

 

この歌を聴いて、僕も改めて、自分の弱さを見つめ直し、『人生は一生自分との戦いなんだ』と、自分に言い聞かせました!

『人生は一生自分との戦いなんだ』って、考えてみると当たり前の事ですが、ふと気づけば忘れているものです。

そんなことまでを、僕らファンにも気付かせ、一緒に気付いて成長するミスチル!僕はそんな彼らの永遠のファンで有り続けるんだという決意を、この歌を聴いて更に強固なものにしました!!!(@_@)

 

最後までお読み頂きありがとうございました!(*^▽^*)

 

それじゃ~次回も、元気いっぱいやってくでぇ~~~!!(^-^)/~~