今夜は「小倉の日」シリーズ第2弾・初代あさかぜを取り上げます。
20系が初代だと思われている方も多いかと思いますが、そうではありません。20系投入以前の在来型客車で編成を組んでいた時代があったのです。
メインとなるのは戦後を代表するデラックス客車「マロネ40」。2人用個室とプルマン式開放寝台を備えた、昭和20~30年代最良の寝台車でした。
このほか特別2等車スロ54や食堂車マシ35、そして新製されたばかりの軽量型10系客車で組成されていました。
荷物合造車が2両入っていますが、時期によって2種類が使われていたのを再現する目的です。
なお、現時点では全車の塗装がまだ終わっていません....というか、長く放置していますw。
この「あさかぜ」は、一貫して小倉停車を続けていました。が、終着は博多でした。
それなのになぜ「小倉の日」に取り上げるのかと申しますと.....。
この初代あさかぜが小倉出身(広島生まれとする説もあり)の文豪・松元清張の処女作にして代表作の1つ「点と線」において重要な役割を果たしているからです。
推理小説ということで、下手なこと書くとネタバレになってしまうので内容については深入りしません。
引用した動画をご覧ください。
ですがこれ、読んだら世界に引き込まれました。おすすめの1冊です。
模型の方もきちんと完成させたうえで、走らせたいですね。