ここのところ、定期的に買う雑誌はなかった。オーディオ雑誌は言うに及ばず、音楽誌も買いたいものがなくなった。管楽器の勉強をしていた時は、「パイパーズ」という月刊の管楽器専門誌を定期購読していたが、昨年だか、一昨年だかに廃刊になった。

 

「レコ芸」も去年、休刊した。

 

書店で内容を見て、「買う」「買わない」を決める場合もある。そんな風にたまに買っていたのが、「analog」と「Stereo」、そして鉄道雑誌。

 

しかし、(無謀にも)2024年1月号から定期購読を決心した雑誌がある。「リズム&ドラムマガジン」である。今年はロックに生きることにしたからだ。

 

 

それは、さておき、「昭和40年男」という月刊誌を初めて買った。この雑誌、書店で目にしたことはあったが、昭和40年代に生まれた人のための雑誌かと思っていた。しかし、本当は、ドンピシャ昭和40年ちょうどに生まれた人のための雑誌なのだそうだ。

 

それで、よく月刊で出せるなと感心する。

 

今月号を買ったのは、テーマがオーディオだったからだ。「いま」のオーディオではない。「昔話」のオーディオである。

 

 

これが、なかなか面白かった。記事の内容が多岐に亘っていて、オーディオの月刊誌よりも愉しい。そのココロは、やはり「昔話」になると思う。

 

 

テクニクスの、マニア定番プレーヤー。

 

 

テクニクスのリニアトラッキングプレーヤーが売れていたんだ。

 

 

SB-6の大きな写真。これも所有していたことがあった。

 

クルマ雑誌を見てみたら「昔話」で80年代のクルマの特集、鉄道雑誌を見てみたら「昔話」で国鉄時代の列車の特集、ヘヴィメタ雑誌を見てみたら、80年代のバンドの特集、をやっていた。ヘヴィメタ雑誌には、付録の「お年玉特典」で80年代のバンドのロゴのステッカーまで付いていた。

 

これなら買うよね~。

 

でも、「昔話」ではない次号は買わないよね~。

 

趣味の雑誌は、もうずっと「昔話」特集でいいんじゃないかと思う。

 

(追記)

来月の月刊「Stereo」誌は、1990年代の特集との情報が飛び込んできた。

 

●特集
90年代の音楽とオーディオ

いま振り返る、90年代の名録音
90年代のオーディオ名機たち
90年代はCD全盛時代だ

 

やはり、というべきかな。(ぜったい買うと思う)