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自分に一番ふさわしいヘッドホンだと思う。
仕事が始まって「外出」すると販売店の誘惑には勝てなくなる。前の記事で宣言したとおり、店頭で新品を購入した。
試聴して買うと間違いは少ない。多少、ネット通販よりも高くても、試聴機を設置してくれている「お客様サービス」料だと思えば安いもんだ。ヨドバシカメラで試聴して、他店の安い店で購入する類いの人間を、僕は心から軽蔑する。
音の良い製品は最初から音が良い。エージングというのは耳の慣れの問題であって、リケーブルも似たようなものであると、僕は経験則から知っている。
今日、Austrian Audio Hi-X15を購入してから、自室で聴いている音楽を挙げておく。
①
②
③
チック・コリアのCDは、オーディオ的にとても聴きごたえのある録音がなされており、ヘッドホンやスピーカーを替えた時など、真っ先に聴きたくなるものである。
デイヴ・ウェックルのYAMAHAドラムがとても気持ちいい音で再生された。特にKジルジャンのシンバル類が炸裂する箇所などは、生々しくて鳥肌が立つ。1曲目の冒頭にヒットされるトライアングルの音も際立ってリアリティがある。
このヘッドホンは、ケーブル長が1.4mしかない。説明書を読んだら、3mの長いケーブルと交換できると書いてあった。そのうち頼んでみようと思う。付属させてくれたら良かった。
ウレタンのようなふかふかのヘッドパッドとイヤーパッドは、どれほどで劣化するのだろう。その時は、部品交換できるのだろうか。ちょっと心配である。