「超完勝だ。何も言うことはない」-。日米の密約文書をめぐる情報公開訴訟の原告の1人で、機密電信文の漏えい事件で過去に逮捕された元毎日新聞記者・西山太吉氏(78)は、9日の勝訴判決後、うなるような声でよろこびを語った。
 裁判長が「不開示決定を取り消す」と主文の読み上げを始めると、原告らは驚いたように静まり返った。請求が全面的に認められたことが分かると、傍聴席からは「よしっ」と小さな声が上がり、閉廷時には拍手がわいた。
 その間、原告席に座った西山氏は目をしばたかせ、何度も首をひねり、落ち着かない様子。一方、国側代理人はうつむいて聞き入った。
 法廷を出た西山氏は「われわれがベストを尽くしたことをすべて汲み取ってくれた。これ以上の判決はない」と言い切った。 

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