商品に対する考え方 | Surreyチャンネル

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カナダのバンクーバー近郊のサレーに住んでます。

こんにちは。

何かの記事で読んだことがあるのですが、こちらでは「詐欺はだまされる方が悪い」的な考え方があるとか。

日本でも詐欺罪の場合、被害者に全額返還されることはまずないようなのですが、こちらは捜査機関も本腰を入れないとかだそうです。(日本でも本腰を入れるのはケースバイケースですが)。

 

まあ、前に投稿した賃貸詐欺のように「それは普通騙されないだろう」というものもあるので、どこまでがどうで、、というのは難しい話ですが。。。。

 

バリュー◯レッジという中古屋品を扱っているお店があります。アパレルから本、電化製品、おもちゃ、などなど。
日本で例えるならば「ブック◯フ」か。

私は、新品で少ないデザインの中から商品を選ぶより、中古でもいいからたくさんのデザインから商品を選びたい派なので、中古屋さんが大好きです。

特にパソコンを買い替える時は、1,2世代前の最上位機種を中古でよく買います。

1年経つと最高スペックの機種が新品の最低スペックよりも安くなったりするのと、液晶のドット掛けについて新品がきちんと保証してくれないからです。(クレームつけたら変えてもらえそうなんですが面倒なので。。)
 

日本にいる時からそういう中古屋をGoogle Mapで探していて、新居にはこの店でいろいろ買って、、と心躍らせていました。

 

そして家が決まって近くにバリュー◯レッジがあるとわかって、勇んで家族で出かけました。

いろいろ購入したのですが、コーヒーメーカー、フロアランプ(家に電気のついていない部屋がいくつかあったので)、そして娘にねだられて小さい時計のついたアクセサリー掛けの3つが電化製品でした。

家に帰って、とりあえず部屋を明るくしようとフロアランプを設置したけど、電気つかない。

電球変えてもダメ。

「ひどいね〜、返品しなくちゃ」と苦笑いしていたのですが、翌朝、コーヒーメーカーも動作しないことが判明。

予感がしたので、娘のアクセサリー掛けの時計に電池を入れてみて試したけどこれもダメ。

 

見事に電化製品は完封されました。。。

 

サレーのその店だかけもしれないのですが、中古屋の電化製品には気をつけましょう。

 

「まあ、一度に買ったおかげで電化製品を中古で買うことのリスキーさが分かったからよかった(前向き)」と落ち着いたのですが、同じ様なことで、生鮮食品とかパン。

これは、中古でも何でもなく近所のスーパーやウォ◯マートなどの大手ショップの新品がそうなのですが、安売りの棚やそうでない棚にも腐ったものやカビの生えたものが売られていることが結構あります。

こちらは買う前に「??」となったので、その後いつも食品を購入するときには気をつけているので実害にあったわけではないのですが、「それはどうなの?」と思います。

 

私たちも海外旅行や海外暮らし自体は多少経験があるので、「海外ではそうだから気をつけよう」という意識はあるのですが、何といえばいいのか、リスクアセスメント的にいうなら、「発見しやすさ」と「リスク」のバランスである一線以上は厳しく取り締まる必要があるのでは、と思います。

「海外では当たり前だよ!日本の安全につかっていると気づかないだろうけど!」というよくある話を超えた内容になってくると思います。

 

例えば、同じ詐欺でも「車のエンジンがかからなかった」と「車の奥の部分の大事な箇所のネジが外れていることを内緒にされていた」とでは「確かめない被害者側が悪い」の意味が少し変わってくると思います。
そしてその「ネジ」が命に関わる問題を引き起こすものであれば、行政の事前の取り締まりが必要になってくるべきではないかと思いました(もちろん税金の使い道は、その土地の参政権を持っている人々に委ねられているのですが)。

極論で例えるなら、「では手術の時に医者の一手一手をきちんとチェックするのか?」ということ。

まあ、電化製品以外はきちんと見定めれば大丈夫なので、その後も結局バリュー◯レッジにはかなりお世話になっています。
特にこどもの結構な大きさのおもちゃが2,3ドルで売られているので、こどもに毎月お小遣いをあげる様になったら、そこで好きなものを買わせてお金の勉強をさせるのもいいかと思っています。
「何かを手に入れるとお金が減る」ということに加えて「動くはずだと思ったものが動かないこともある」ということもいい勉強になるかも。