英語がんばれ | Surreyチャンネル

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カナダのバンクーバー近郊のサレーに住んでます。

「海外に行くことになりました」と言うと、「ほお!英語ができるんですね!」とよく言われるのですが、私は英語ができません。

どこからができるでどこからができないなのか、それもよくわからないのですが、知人同士が談笑している会話は80%分かっていません。ほぼ難なくやりとりができている日本の方のレベルには間違いなく程遠いです。

役所とか買い物とか必要に迫られることは手振り身振りも交えたり、そもそも大体何のことを問題にしているのか予想がつくので何とか乗り切れるのですが、近所の人が挨拶のおまけに話してくる内容なんて全く予想がつきません。。。

 

日本の友人に「本当は英語できるじゃん!」と言われたことはありますが「お前よりはね。。」とは思うものの、所詮80%分かっていないのです。

ひょっとしてこちらにいらっしゃるペラペラ英語喋る日本の方とかも「いや、実は80%ぐらい分かってないんだよ。何となくだよ。雰囲気!雰囲気!」みたいなオチだとある意味希望が持てるのですが。。。それはないでしょうね。。。

 

さて、「英語」について想い出されることと言えば。。。。

 

何かの漫画だかドラマだかで先生役が「お前ら、外国人は『日本語しゃべれます!』と自信満々に言うけど『コンニチハ〜』『アリガトー』レベルなんだぞ。なぜお前らは『英語がしゃべれない』と言うんだ。」みたいなシーンがありました。

 

学生の頃、奨学金でニューヨークに短期留学させてもらった時がはじめての海外在住経験だったのですが、その時、強烈に学んだことが2つ。

1.「外国だからすごい」ということは決してない。クラスを見たら『ああ、日本のクラスにもあんなやつとかこんなやつがいたな』という感じ。

2.外国は日本、中国、インドなどなど大勢の「外国人」が普通に英語をしゃべって暮らしているので、「日本から来たので英語ができません。」と言っても意味不明なことになってしまう。「かなり内気な人」「言語に関して問題のある人」としか思われない。

 

そして、日本で10年前ぐらいに見たインドの教育についてのドキュメンタリー番組で、インタビュアーが「日本では義務教育で英語教えててもダメなのに、なぜこちらでは6年ぐらいで英語がペラペラになるのですか?」と現地の関係者に質問したら「???6年間海外に旅行していたら普通ペラペラになりませんか?」と超不思議そうに聞き返されたこと。

 

さらに最近、英語以外の言語に接してて気づいたこと。

「ローマ字」を学校で教わらないほうが良かった気がする。。。百害あって一利なし。自分の名前の書き方はローマ字覚えなくても覚えられるし。。。。ひょっとして今はもう教えてないのかな?

 

以上が私の英語に対しての「想い」です。

 

いろんな教材や学校や勉強法を試したけど(このあたりで語学勉強が苦手というのが滲み出ている。。)、最も感銘を受けたのは、最近Youtubeで見た取り組み方。

 

・省略したりくっつけたりは、フレーズ全部で覚える。単語レベルでやってると所詮実戦で聞き取れないし、TPOに合った言い方を学べない

・とはいえ、大事な単語や難しい単語(外国の人も言い慣れていないやつ。「コートジボアール」とか「心筋梗塞」とか。)はきっちり話してくれるので、丸暗記して語彙を増やす!

 

のように2つに分けて対処した方がいいと言うもの。

これはかなり腑に落ちました。

ただ、日本語で言うところの「座右の銘」とか、日常使うけど難しそうなやつ。の対処はもう、日々こなしていくしかないような気もします。

 

あ、あと「日本語は口の奥で発音しているけど、英語は唇に近いところを駆使してしゃべる」というのも良かった。

全部Youtubeで聞いた話。

 

というわけで、実は4週間やってみたオンラインの海外英語教室がそろそろ終わります。

長くなってしまったので詳しい話はまたそのうち。。。。

 

英語が苦手な人の海外在住ブログもめずらしいのかな。。。。。