勤め人だったときは

裁量労働制で比較的自由でしたが、成果を上げたくて早めに自宅を出発して

比較的遅くまで仕事をしておりました。(なお、私は残業が悪だと思ってます)

お昼を節約するため、

いつも愛妻弁当を持って出社してました。

 

会社は空調も快適で、

美味しいコーヒーが飲めて、

皆さん不動産鑑定士なので、性格はおだやかで、

事務方さんがものすごく仕事できて、

ありえないほどの大きな不動産に携わることができて

素敵な環境でした。

 

しかし、2年前に見え方の異常を感じ難病が発覚しました。(病名:網膜色素変性症)

勤め人を続ければ失明の可能性が高まるため

比較的仕事の裁量を自分で調整できる

不動産鑑定士の方なら誰にもが一度は考える独立起業を決断しました。

 

いざ起業しますと、

士業はまず認知度が上がるまで仕事がこないことから、

奥様が水を得た魚のように活発に活動しています。

奥様は演奏家なのでスポーツ選手と同じように毎日演奏の練習をしてます。

 

私は認知度を上げるために営業を続けながら

自分が納得・説明しやすい不動産鑑定評価書のフォーマットを作成しながら

主夫としても日々過ごしております。

 

今朝、奥様はお弁当を持って出かけていきました。

肉体的に大変そうですが、

毎日楽しそうです。

 

幸い私は障害年金の支給があり、必死に稼がなくても生活は成り立ちます。

私もまた、楽しい人生を送っていこうと思います。

 

『不動産に関わる情報の非対称性を解消し、公正・中立を前提に、貴方に不動産の面から幸せをお届けいたします。』