素人ながらの意見ですので、その点はお含みおきをください。

 

医療は西洋医学と東洋医学があります。

 

西洋医学は、切り取り!悪い菌を退治!という感じ。

東洋医学は、自己治癒能力を高めて体の不調を治す!という感じ。

 

どっちが良い!悪い!ではなく、

その時々でどちらかに偏ることなく適切な判断をしていくべきです。

 

今回は東洋医学のお話です。

 

36歳の時に原因不明の体調不良になりました。

私は昔から風邪を引くことなく身体は丈夫でした。

母子手帳にも確か健康優良児と書いてあった気がします。

小学生まではぽっちゃりさんで

中学生になったときに牛乳が飲めなくなってスマートになりました。

体力はありませんでしたが、

中学からのバスケットボール

スポーツ推薦で入学した高校の部活での古き良き(悪いかも)ご指導のおかげで

体力がつきました。

社会人になってからはマラソンに挑戦し

新卒から毎年マラソンのレースには出てました。

トレーニングは隅田川の吾妻橋と白髭橋の間がランニングコースなので走ってました。

自宅から豊洲までがおおよそ10kmくらいなので

往復走っていました。

あまりにも体力があるのでトライアスロンをしようかなと

ロードバイク(ピナレロ)を購入しました。

 

30歳以降不動産鑑定士試験に本格的に挑戦しました。

宅建に合格したので調子に乗って挑戦です。

論文試験の勉強方法が理解しておらず、苦戦しており、

スポーツしながら勉強して、試験前に集中的に数か月勉強する、を繰り返してました。

 

36歳の時、8月の論文試験が終わって、運動がおろそかになっていたのでちょっとぽっちゃりしてました。

今の奥様に『痩せてる方が好き♡』と言われて、

真夏の早朝、

吾妻橋-白髭橋間の高速道路高架の日陰を利用して

毎日10km(区間2kmで5往復)してました。

 

8月下旬

いつもと違って手のしびれがありました。

『超回復してる!』とよろこんでました。

おそらくこの感覚が間違ってました。

 

30代半ばはどのスポーツでもベテラン選手の域です。

オーバーワークだったんでしょう。

自律神経がおかしくなったのでしょう。

 

歩けなくなりました。

 

今まで1時間走り続けても疲れなかったのに

徒歩5分がつらい。

しかも、食事を受け付けなくなりました。もどしてしまいます。

84kgあった体重がみるみる痩せていき、69kgまで落ちました。

脂肪が無くなり、筋肉が衰えていきました。

 

西洋医学の検査は全くの異常なし。

貧血の症状があって顔面蒼白でも、異常なし。

健康診断でもオールA。健康診断の最後の結果報告でも、

『超絶絶不調です!』と訴えても、異常がないので何も無し。

 

今の奥様に紹介されて茅ヶ崎まで鍼治療に行きました。

医院長がいうには異常有りでした。

いい病院でしたが、遠いのと週1回しか治療をしないので、

会社の同僚から新宿にある、西洋医学の先生の漢方医がいる病院を紹介されました。

そこで3年程度通い、処方される漢方を調整しながら回復させました。

この不調で『もどす』ことがあったので、

それがトラウマで今でもあまりカウンター席のお店には

リラックスしながら食事ができないので行きたくないです。

 

治ったきっかけがありました。

先生に『腸が動いていない』と言われました。

どうすれば動くのかと聞いたところ、『運動』とのことでした。

私は胃下垂なので、消化能力を上げるため腹筋をしてました。

ただ、具合が悪くなるまでの勉強期間はおろそかにしてました。

毎年、8月の論文試験後12月のNAHAマラソンに向けてトレーニングしているときに

『腸が鍛えられた!これで完走できる!』という感覚をいつも得ていたので

腹筋トレーニングをおろそかにしてました。

 

20代前半は毎日腹筋を500回していたので

また腹筋トレーニングを再開しました。

 

下っ腹が特に動いていないとのことで、

普通の腹筋(私は足をL字にあげてクランチをしてました)では腹筋上部しか鍛えられない。

コロコロ(腹筋ローラー)を使いました。

そうすると下っ腹を鍛えられました。

昔は立ってコロコロを使えましたが、筋力低下のため膝を付けて行うので、ちょっと悲しかったです。

 

腹筋を鍛えたら、みるみる体調が良くなりました。

やはり運動っていいと実感しました。

 

月日は流れ、大きい不動産会社に転職しました。

今までは『残業は悪』という信念のもと、残業は全くしませんでした。

指導不動産鑑定士の先生と残業代の低さを争ってました。(もちろん成果は出してました)

大きい会社は分業制が進んでおり、また会社の判断が重視されるので

普通の会社と同じですが、上司の決裁があって作業が進んでいきます。

 

自分の裁量で仕事が終えることができず、

拘束時間が長くなりました。

転職と同時に茨城県に引っ越したので、運動をする機会も減っていきました。

 

そうしたら2年前に眼の見え方の異常に気付きました。

検査の結果、『網膜色素変性症』という難病でした。

 

睡眠をとらないと症状が進行してしまうリスクがあると

産業医面談をして会社に報告をしましたが、

業績好調で繁忙期中にも関わらず、追加で案件を振られたりました。

本当にまずいと感じ、会社にギブアップを伝え繁忙期中でしたが、1ヶ月休養。

 

休むとそれなりに回復しました。

 

眼は異常があってもそれ以外は元気なんです。

仕事に熱中してしまいます。

 

不動産鑑定士のなら誰でも一度は思う『独立起業』を

失明可能性があるので、

また自分の裁量で仕事を進めていくことができることから

作業時間をコントロールできるので、

今がそのタイミングと思い、独立起業しました。

 

独立後

頑張っちゃうんですね。

睡眠不足だとやはり目の調子が悪くなります。

 

ただ、散歩だったり運動をすると視界がくっきり見えてきます。

夜スイッチが見えなくて絶望していたら、(病気の症状で『夜盲』があります)

昨日21時寝て睡眠を十分とったら、暗いところでもスイッチが見えました!

 

薬は効かないのに、

身体に良い!ということをしたら身体が回復するんです!

 

私の話から変えて、

奥様が子育てのストレスフルで不眠症となってました。

 

眼の症状で鍼治療と相性がいいので、

茅ヶ崎鍼治療院に行きました。

そこで他の患者が眠れない!と先生に訴えたときに

先生が『青竹踏みが良い』とおっしゃっているのが聞こえました。

私の治療の順番のときに、詳しく先生に聞きました。

『(東洋医学的に)眠れないのは“気”が上(頭の方)にいっているためで、

それを下の方(足)に落とせば眠れるようになる。』

と教えていただきました。

 

奥様は演奏家にも関わらず、整体医療の勉強をしており、

東洋医学にも精通しておりました。

また、足つぼマッサージのお店に修行をしていた経験がありました。

『左足から初めて、指先方面からかかと方面に向かい、土踏まずを細い棒で押す』

と奥様に教えてもらいました。

私は棒の代わりに人差し指又は中指の第二関節を使います。

そのとき、ぶちぶちと感じたらほぐれて効いているみたいです。

左足が終わったら、右足をします。

そう施術をすると、奥様は身体が暖かくなるみたいで

すぐに寝れます。(なお私はすぐ寝れます)

 

体調が悪く、すぐに病院にいって薬で治療をする方がいるかもしれませんが、

東洋医学について知見があって損はないです。

それでも身体は無理しないで、身体に良いことを続けていけば

身体に良いことは間違いないですね。

 

昔金八先生がこんなことを言っていたのをテレビで見たことがあります。

『火事が起きやすい家でも気をつけていれば火事は起きらないんです!身体も一緒!』

 

これからも健康第一でいきます!