自分らしく生きるために

応援担当の村上かずおです。

 

 

前回、

 

今は、就職はしたくなかった。

また、社会人になると・・・

考えるだけで胸が苦しくなった。

 

心の奥底に何かが引っかかっているような

感覚がありました。

 

というお話をしましたね。

 

 

※まだの方はこちらをお読みください

 

世界観『第18話 未来に不安のない毎日』

 

毎日のように夜の街へ

パラダイスのように感じ

朝まで遊び呆けた。

 

未来がなんだ!

夢がなんだ!

 

今が楽しけりゃいいじゃないか!

 

そんな毎日が幸せだった。

 

 

 

半年は遊んで暮らせると思っていましたが

1ヶ月半で貯金は底をつきました。

 

「やばい今月の家賃が払えない」

 

急いでバイトをはじめました。

 

引っ越し手伝い

工事現場

夜中の交通整理

夜中の花屋の倉庫

ラーメン屋の皿洗い

 

日雇いを探しては働きましたが

長続きしませんでした。

 

 

知人の紹介で

夜のバイトも

 

〇俗の受付もしました。

シャイな僕には衝撃的で刺激的

ちょっと陰のある世界。

毎日ドキドキ、ワクワクでした。

 

このバイト最高!

 

楽に稼ぐことができる。

遊んでてお金がもらえる

なんていい仕事なんだと

 

僕は、真剣にそう思っていました。

 

毎日、汗水垂らして働かなくてもお金は入る

そのまま、遊びににも行ける

お姉さんも優しく遊んでくれる

 

そんなクズな思考しか持っていない

 

イキったクズ野郎でした。

 

 

 

そんな時

 

お世話になっているラーメン屋の店長から

「あそこの店はすぐ辞めろ」と

 

店長は目を真っ赤にして

真剣に向き合い、僕を叱ってくれた。

 

店長とは他人だけど

兄気のような親父のような感じがした。

 

こんな僕のことを心配してくれ

本気で叱ってくれたことで

深い愛を感じ、嬉しさで涙が止まらなかった。

 

こんな僕でも

気にかけてもらっている。

深く愛されているんだ。

 

 

僕の心の奥底に引っかかっているものが

とれた感覚がした。

 

 

ここまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:世界観『第20話 大切な仲間がいるんだと確信した』