こんにちは

 

頑張らないで楽しむ!

 

ポンコツ整体師

の村上和男です。

 

前回は、

 

精神的に不安定になっていき

また、笑うことを忘れてしまいました。

 

というお話をしましたね。

 

※まだの方はこちらをお読みください

 

世界観『第31話 ストレスで心がMAX状態』

 

頭痛、めまい、耳鳴りが始まり

気分の落ち込みがひどく、無気力になっていった。

 

僕は少し会社を休むことにした。

 

夜、ベットに入っても眠れず

 

やる気のでない毎日

未来への不安

考えるとますます眠れなく

朝方眠りにつく生活になった。

 

なにも考えずに

一番安心できる一瞬の時

 

目が覚めると、またつらい日々を

過ごさなければなりません。

目が覚めるのも怖かった。

 

窓から、外を見ると

みんな楽しそうに見えた。

 

僕以外の

 

「みんな毎日、楽しんだろうな」

「みんな楽しく働いているんだろうな」

「みんな幸せなんだろうな」

 

そんな思いを感じていました。

 

昼過ぎに起きた頃

 

妻から

「今日は、お天気をいいから

外でランチでもしない?

お弁当作ったから」と言われた。

 

今の僕は人混みのところに

行くのが苦手だったので

大きな公園に行くことにした。

 

青空の下を歩くのはとても

気持ちがよかった。

 

妻とお弁当を食べながら

たわいもない話が楽しく

時間を忘れるくらい話をした。

 

「これから俺はどうしらいいんだ

もう仕事復帰はできないかも・・・」

 

妻が言った

「深く考えないでゆっくり休んで、また公園でランチしよう

今日は楽しかったね」

 

帰り際、妻が手をつないできた。

 

「なんだろう、この温かい心落ち着く感じ」

知らずと涙が出てきた。

 

妻は

「そんなに私と手をつないで嬉しいんだ」

と笑って冗談だよ・・・

 

その言い方が可笑しくて

僕も笑って、妻も笑った!

 

「早く帰って夕飯の支度をするね!

みんなで一緒に食べよう」

 

僕は

「転んだら、また起きればいい

もう何度も転んで、起きてきた。

 

家族の笑顔のために

また、起き上がろうと思えた。」

 

そんなある日

入社時にお世話になった先輩が

異動で戻ってきた

しかも近所に住むことに

 

連絡があり、僕は先輩宅へ

異動で忙しいのに

僕のことを心配して呼んでくれていた。

 

お酒を飲みながら

僕は先輩にすべて話をした。

 

「今回の件は大変だったな

みんなお前を心配してるよ

一人で悩まないでいいからね」

 

僕はみんなに蔭口を言われていると思っていた。

それどころか、僕を応援してくれている人もいる。

 

涙が止まらなかった。

 

先輩が

「どうせ明日も会社いかないんだろう

朝まで飲むぞ・・・」

 

飲んですべて忘れてしまえ!

 

朝まで色々と話をし

たくさん笑った

 

先輩に救われた。

 

不思議と悩んだ時に、

誰かが手をさし伸ばしてくれる。

 

助けを求めると

誰か救ってくれる人を引き寄せているように

 

 

ここまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:世界観『第33話 迷いながらの現実』