こんにちは

 

頑張らないで楽しむ!

 

ポンコツ整体師

の村上和男です。

 

 

僕はポンコツになってから

家族との時間、会話や笑うことが多くなった。

 

また、僕にのしかかる試練が・・・

 

というお話をしましたね。

 

※まだの方はこちらをお読みください

 

世界観『第30話 どうせ僕は、ポンコツ』

 

僕は働き方を変えた。

どうしても頑張り過ぎてしまう

 

そうなると周りが見えなくなり

家族も犠牲にしてしまうからだ。

 

僕の体と心は順調に回復に向かっていた

家族との幸せな時間も・・・

 

 

しばらくして先輩に、異動辞令が出た

 

年間取引トップ3に入る大口のお客様を

引き継ぐよう大役ならぬ難役を命じられた。

 

 

「無理、無理、無理・・・

そんな責任重大なのは

僕には絶対に無理です!」

 

何度も願い下げするものの、上司は

「お前がやるしかないんだ!」の一言

 

これは、上司の嫌がらせだ

尊敬も出来ない上司だったので

心から思った。

 

そのお客様は数年前から

よからぬ噂が出ていた。

 

いつも通りの営業訪問をした時に

幹部も変わり違和感を感じた。

 

僕はその違和感を上司に報告し

調査を依頼した。

 

結果、問題はないと・・・

当社幹部より更なる売上を命じられた。

 

取引金額が異常なほど伸びていく

普通では考えられないほど

 

上司、幹部に相談するも

「問題ない」の一言

 

その後

その会社は焦げ付き

倒産した。

 

負債は数億にも・・・

 

社長室に

自分、上司、幹部、3名呼ばれ

状況報告をした。

 

幹部、上司の人間性を垣間見た。

 

僕はこの会社に居られなく

家族はどうしたらいい

不安で頭がいっぱいでした。

 

会社の命令で

倒産した社長を捕まえるよう指示された。

 

朝早くから深夜まで、社長を探した。

社長の奥様の実家を調べ

3時間かけて出向いたがそこにはいなかった。

 

僕は何をしていたんだろう

 

将来を夢見て会社に入って

 

憧れていた世界が欲しくて

自信過剰になっていた自分

 

地獄を味わい上司のパワハラ

挙句の果てに不良債権で

 

僕は会社の指示に従っただけなのに

僕だけ深夜まで働いて

 

会社からの強い圧をうけ

ストレスで心がMAX状態でした。

 

ベットに入ると

胸が苦しく涙が出てきてしまいます。

 

また、病院へ通い

安定剤を飲む毎日でした。

 

 

普通で平凡なの毎日が

どんなに幸せかなのか

 

「どうして僕ばっかり

上手くいかないの?」

 

「僕は愛され幸せには

なってはいけないの?」

 

「僕は何も悪いことを

していないのに」

 

精神的に不安定になっていき

また、笑うことを忘れてしまいました。

 

 

ここまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:世界観『第32話 ひとすじの光』