こんにちは

 

頑張らないで楽しむ!

 

ポンコツ整体師

の村上和男です。

 

新社会人として

新しい生活を始めることは

ワクワクする気持ちと同時に現実感もあります。

 

出会いや、新しい環境に慣れることに戸惑いがあったり

生活スタイルに慣れるために

時間がかかる場合もあるでしょう

 

新たなチャレンジに挑戦することで

新しい友人関係を築くことができる

楽しい経験が待っていると思います。

 

 

世界観

まだ読んでいない方は、

こちらを先にご覧ください。

世界観『第1話 何かに怒っていた幼少期』

 

僕は、春から新社会人として

念願だった親元から離れ

関西へいくことに

 

何の不安もなかった

 

親元から離れられる

うれしさと

 

田舎者の僕は

都会に憧れがあったからだ

 

空港まで父が送ってくれた。

父は寂しそうな顔をして

 

元気でがんばれ!と

 

一言だけ言って帰って行った。

 

なんか寂しかった。

 

僕は父に愛されて育ったのだろうか?

空港の展望台で空を見上げ

 

僕が小さかった頃の

記憶がよみがえる。

 

伊丹空港についた頃には

もう忘れていた。

 

寂しさより

これからの新生活にワクワクしていた。

 

僕の新生活は

 

会社が保有している

3LDKのマンションに

3名で住むことだった

 

部屋に行ってみると

 

リビングには窓がなく

お酒の空きビンだらけ

ゴミ箱は満杯の状態

 

空気がどよんでいた。

 

僕の部屋にも

窓がなかった。

 

朝、昼、夜と

僕の部屋には光が入らない

いつも真っ暗だった。

 

厳しい現実に叩きのめされた。

 

 

新人研修を終えた頃

 

不甲斐ない自分

劣等感でいっぱいでした。

 

同期社員の視線が

「おまえ使えないやつだな」

 

と言っているように思えた。

 

こんな、はずではなかった。

僕が夢見た新生活

 

 

 

この現実から逃げ出せれるのなら

逃げ出したかった

 

でも、逃げ出す

勇気さえなかった。

 

僕は、湿気くさい真っ暗な部屋で

涙するように・・・

 

 

救いだったのが

 

同じ部署の

一つ上の先輩だ

 

男気あふれる九州男児で

優しさも厳しさもあった。

 

 

 

ここまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:世界観『第12話 先輩のスパルタ教育が始まる』