今日の一曲!田村ゆかり「Honey Moon」【テーマ:ハチミツ】
【追記:2021.1.4】 本記事は「今日の一曲!」Ver. 1.0の第四十二弾です。【追記ここまで】
子どもの頃から圧倒的にごはん派なのでそもそもあまりパンを食べないのですが、それでも食パンに塗るものとしては最高だと思います。バターとハチミツで食すのがいちばん。
あとは料理に使うパターンもあるか。有名なのはカレーですが、お肉を柔らかくするのにも重宝するので使い道は多岐にわたりますよね。
蒼空に揺れる蜜月の小舟。/コナミデジタルエンタテインメント

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ということで「今日の一曲!」は【テーマ:ハチミツ】です。食べ物としてだけではなく歌詞の題材としてもよく使われるものなので何を紹介するか迷いましたが、今回は田村ゆかりの「Honey Moon」(2003)に決定です。3rdアルバム『蒼空に揺れる蜜月の小舟。』収録曲。
昨日のホルモンの記事もそうですが、プロフ欄に名前を挙げているのにブログテーマに無いアーティストを優先していこうと思います。この縛りがなければ、SIMIAN MOBILE DISCOの「Hachinoko」(2014)かスピッツの「ハチミツ」(1995)かPASSPO☆の「HONEY DISH」(2015)あたりを紹介するつもりでした。
ご存知の通り田村ゆかりさんはベテラン声優ですしアニメ主題歌も数多く歌っておられる方ですが、僕の中ではいち歌手として好きの域に達しているので、ブログテーマは「アニソン」ではなくそのまま「田村ゆかり」にします。今日紹介する「Honey Moon」もアルバム曲ですしね。
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勿論声優としての彼女も好きですよ。僕の第一次アニヲタ期は2004~2007年だったので、その頃で言うと『魔法少女リリカルなのは』の高町なのはのイメージが最も強いです。彼女が主題歌もあわせて担当していた作品ほど印象が強いので、他には『極上生徒会』の蘭堂りのや『おとぎ銃士 赤ずきん』の赤ずきんもパッと頭に浮かびます。
それでも一応wikipediaを見たのですが、『ひぐらしのなく頃に』の古手梨花も代表キャラのひとつでしたね、忘れていました。主要キャラ(太字)のみ拾っていますが、『ジンキ・エクステンド』の黄坂ルイとか『かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~』の来栖とまりも「言われてみれば…」という感じです。
第二次アニヲタ期(2015年~)からは8年分のブランクを埋めるように再放送で過去のアニメを観ているためこの年代の区切りにはあまり意味がありませんが、個人的に印象に残っているCVは『探偵オペラ ミルキィホームズ』の遠山咲、『波打際のむろみさん』のむろみさん、『ノーゲーム・ノーライフ』のジブリールあたりです。
純粋に2015年以降のアニメに絞ると、僕がわかるのは『斉木楠雄のΨ難』の夢原知予と『GRANBLUE FANTASY The Animation』のイオ・ユークレースだけです。主要キャラに限定しなければ、『坂本ですが?』のカナちゃんとか『アリスと蔵六』のカッコいいお姉さんも印象深いですけど。笑
童話迷宮/コナミデジタルエンタテインメント

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思ったよりたくさんの名前を挙げることが出来たので説得力に欠ける感じが否めませんが、僕は声優としての田村ゆかりよりも歌手としての彼女のほうが好きなのです。
出会いは『なのは』のED曲「Little Wish ~lyrical step~」(2004)でこれは7thシングルにあたりますが、その後8th「恋せよ女の子」、9th「Spiritual Garden」(共に2005)、10th『童話迷宮』(2006)と立て続けに好みだったので、このあたりからアルバムにも手を出すようになりました。
アルバム曲にもハイクオリティなものが多くこれは集める価値ありと踏み、レンタルも駆使していますが現在は本人名義のアルバムとシングルは一応全て揃えています。c/wにしか収録されていない楽曲もかなりあるので集め甲斐がありました。キャラソン全蒐集は流石に途方もないのでちょいちょい持っているだけですが…
そんな中でも今回紹介する「Honey Moon」が収録されているアルバム『蒼空に揺れる蜜月の小舟。』は思い出深い一枚です。歌手としての田村ゆかりの良さに気付いたのはこのディスクのおかげというところが多分にあります。
このアルバムにはアニメやゲームの主題歌は入っていないので地の力だけで勝負している一枚だと言えると思いますが、とりわけ08.「眠れぬ夜につかまえて」と12.「Honey Moon」が大のお気に入りで、当時ヘビロテしていたのを覚えています。
「Honey Moon」はアルバムのラストを飾る曲かつ表題曲(Honey Moon=蜜月)ということで重要な役割を担っていると思われますが、そのプレッシャーを撥ね除けるようなポップでキャッチーなギターロックナンバーです。
作編曲者は田村ゆかりの楽曲ではお馴染みの太田雅友さんで、ギターを含むその他の楽器も全て彼によるものなので楽曲への理解度は抜群という感じですね。キラキラした音で装飾がなされているものの根底にあるのは正統派ロックで、田村ゆかりの甘い歌声とのギャップがいい違和感を醸しています。
凡庸という意味でなく王道という意味で誉め言葉として使いますが、AメロもBメロもサビもお手本のような旋律だと思います。きちんとホップ・ステップ・ジャンプになっているというか、これぞキャッチーだという感じがしますね。
特に好きなのはBメロ前半、歌詞で言えば"きらめく流れ星 いつか消えちゃうけど"の部分で、この旋律の流麗さがめちゃくちゃツボです。コーラスの"Honey Moon"もここしかないというタイミングで炸裂していて、Bメロ後半とのつなぎ役を完璧に熟しているのが巧いです。
【テーマ:ハチミツ】でしたので歌詞にも言及しますが、2番Aに"晴れた朝は ハチミツ色"とそのまま出てくるので今回選曲するに至りました。
タイトルの「Honey Moon」だけだとどうしてもハネムーンを連想しますし、実際歌詞にも"蜜月(読み:はにーむーん)"が出てくるので、そういう主旨のラブソングだという解釈でいいと思っているのですが、honey単独の意味を取り立てて"ハチミツ"も登場させたのでしょうね。"吐息の花を咲かせ/2人だけの秘密 集めにゆこう"というのもハチっぽい一節な気がするし。
ついでなのでhoneymoonの語源をざっと調べたのですが、やはりハチミツと関係のある言葉のようですね。正確にはハチミツ酒(mead)がですが、諸説あるみたいなので興味のある方は調べてみたらいかがでしょうか。
はちみつ、普段食べる?
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子どもの頃から圧倒的にごはん派なのでそもそもあまりパンを食べないのですが、それでも食パンに塗るものとしては最高だと思います。バターとハチミツで食すのがいちばん。
あとは料理に使うパターンもあるか。有名なのはカレーですが、お肉を柔らかくするのにも重宝するので使い道は多岐にわたりますよね。
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ということで「今日の一曲!」は【テーマ:ハチミツ】です。食べ物としてだけではなく歌詞の題材としてもよく使われるものなので何を紹介するか迷いましたが、今回は田村ゆかりの「Honey Moon」(2003)に決定です。3rdアルバム『蒼空に揺れる蜜月の小舟。』収録曲。
昨日のホルモンの記事もそうですが、プロフ欄に名前を挙げているのにブログテーマに無いアーティストを優先していこうと思います。この縛りがなければ、SIMIAN MOBILE DISCOの「Hachinoko」(2014)かスピッツの「ハチミツ」(1995)かPASSPO☆の「HONEY DISH」(2015)あたりを紹介するつもりでした。
ご存知の通り田村ゆかりさんはベテラン声優ですしアニメ主題歌も数多く歌っておられる方ですが、僕の中ではいち歌手として好きの域に達しているので、ブログテーマは「アニソン」ではなくそのまま「田村ゆかり」にします。今日紹介する「Honey Moon」もアルバム曲ですしね。
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勿論声優としての彼女も好きですよ。僕の第一次アニヲタ期は2004~2007年だったので、その頃で言うと『魔法少女リリカルなのは』の高町なのはのイメージが最も強いです。彼女が主題歌もあわせて担当していた作品ほど印象が強いので、他には『極上生徒会』の蘭堂りのや『おとぎ銃士 赤ずきん』の赤ずきんもパッと頭に浮かびます。
それでも一応wikipediaを見たのですが、『ひぐらしのなく頃に』の古手梨花も代表キャラのひとつでしたね、忘れていました。主要キャラ(太字)のみ拾っていますが、『ジンキ・エクステンド』の黄坂ルイとか『かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~』の来栖とまりも「言われてみれば…」という感じです。
第二次アニヲタ期(2015年~)からは8年分のブランクを埋めるように再放送で過去のアニメを観ているためこの年代の区切りにはあまり意味がありませんが、個人的に印象に残っているCVは『探偵オペラ ミルキィホームズ』の遠山咲、『波打際のむろみさん』のむろみさん、『ノーゲーム・ノーライフ』のジブリールあたりです。
純粋に2015年以降のアニメに絞ると、僕がわかるのは『斉木楠雄のΨ難』の夢原知予と『GRANBLUE FANTASY The Animation』のイオ・ユークレースだけです。主要キャラに限定しなければ、『坂本ですが?』のカナちゃんとか『アリスと蔵六』のカッコいいお姉さんも印象深いですけど。笑
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思ったよりたくさんの名前を挙げることが出来たので説得力に欠ける感じが否めませんが、僕は声優としての田村ゆかりよりも歌手としての彼女のほうが好きなのです。
出会いは『なのは』のED曲「Little Wish ~lyrical step~」(2004)でこれは7thシングルにあたりますが、その後8th「恋せよ女の子」、9th「Spiritual Garden」(共に2005)、10th『童話迷宮』(2006)と立て続けに好みだったので、このあたりからアルバムにも手を出すようになりました。
アルバム曲にもハイクオリティなものが多くこれは集める価値ありと踏み、レンタルも駆使していますが現在は本人名義のアルバムとシングルは一応全て揃えています。c/wにしか収録されていない楽曲もかなりあるので集め甲斐がありました。キャラソン全蒐集は流石に途方もないのでちょいちょい持っているだけですが…
そんな中でも今回紹介する「Honey Moon」が収録されているアルバム『蒼空に揺れる蜜月の小舟。』は思い出深い一枚です。歌手としての田村ゆかりの良さに気付いたのはこのディスクのおかげというところが多分にあります。
このアルバムにはアニメやゲームの主題歌は入っていないので地の力だけで勝負している一枚だと言えると思いますが、とりわけ08.「眠れぬ夜につかまえて」と12.「Honey Moon」が大のお気に入りで、当時ヘビロテしていたのを覚えています。
「Honey Moon」はアルバムのラストを飾る曲かつ表題曲(Honey Moon=蜜月)ということで重要な役割を担っていると思われますが、そのプレッシャーを撥ね除けるようなポップでキャッチーなギターロックナンバーです。
作編曲者は田村ゆかりの楽曲ではお馴染みの太田雅友さんで、ギターを含むその他の楽器も全て彼によるものなので楽曲への理解度は抜群という感じですね。キラキラした音で装飾がなされているものの根底にあるのは正統派ロックで、田村ゆかりの甘い歌声とのギャップがいい違和感を醸しています。
凡庸という意味でなく王道という意味で誉め言葉として使いますが、AメロもBメロもサビもお手本のような旋律だと思います。きちんとホップ・ステップ・ジャンプになっているというか、これぞキャッチーだという感じがしますね。
特に好きなのはBメロ前半、歌詞で言えば"きらめく流れ星 いつか消えちゃうけど"の部分で、この旋律の流麗さがめちゃくちゃツボです。コーラスの"Honey Moon"もここしかないというタイミングで炸裂していて、Bメロ後半とのつなぎ役を完璧に熟しているのが巧いです。
【テーマ:ハチミツ】でしたので歌詞にも言及しますが、2番Aに"晴れた朝は ハチミツ色"とそのまま出てくるので今回選曲するに至りました。
タイトルの「Honey Moon」だけだとどうしてもハネムーンを連想しますし、実際歌詞にも"蜜月(読み:はにーむーん)"が出てくるので、そういう主旨のラブソングだという解釈でいいと思っているのですが、honey単独の意味を取り立てて"ハチミツ"も登場させたのでしょうね。"吐息の花を咲かせ/2人だけの秘密 集めにゆこう"というのもハチっぽい一節な気がするし。
ついでなのでhoneymoonの語源をざっと調べたのですが、やはりハチミツと関係のある言葉のようですね。正確にはハチミツ酒(mead)がですが、諸説あるみたいなので興味のある方は調べてみたらいかがでしょうか。