Barking(海外豪華盤) / underworld + RickのソロCD | A Flood of Music

Barking(海外豪華盤) / underworld + RickのソロCD

延期に次ぐ延期でAmazonJPからやっと届いた
underworld『Barking』のBOX仕様豪華盤
DVDとCD2のレビューをしたいと思います

CD1というか『Barking』本編のレビューは
日本通常盤 で既にしたので割愛



DVDには『Barking』収録曲のPV集みたいな感じ
どんな映像かってのを軽く紹介します
youtubeの公式チャンネル(UnderworldLiveTV)でも
一部ですが見れます
"曲名" DVD Excerptってやつが全部そうです


Bird 1
 枯れた花(たぶん百合)が蘇ったりまた枯れたりする映像
 サビでシンセが入ってくるところだけ蘇ってたかな

Always Loved A Film
 (radio edit)だけど、公式のなので貼り付けます
 これのフルバージョンが収録されてます


Scribble
 同じく公式の(radio edit)
 収録されているのはこれのフル版


Hamburg Hotel
 ごちゃごちゃした線や図形が
 音と細かく同期して徐々に形を変えていく映像
 妙な生き物を眺めてるみたい

Grace
 これも基本は△や□が線がたくさん重なって
 一つの映像を作ってる感じだけどHHよりスタイリッシュ

Between Stars
 虫や植物、人間、パンなどを超接写で映している映像
 並行してマジックで徐々に落書きが完成していきます

Diamond Jigsaw
 デニム怪人、迷子の息子を探す!って感じですw

Moon In Water
 ダンサーさんたちが出たり消えたり
 MIWの世界観をダンスで表現したのかな

Louisiana
 白黒の座ってるKarl(他は全部カラフル)の周りに
 どんどんパーティの準備が出来ていくのに最後は…(´;ω;`)


ExtraってことでALAFとBSには別ver.も

Always Loved A Film (別ver.)
 めっちゃ笑ったw
 サビまでずっと無表情の女の子が
 サビだけ口パクで必要以上にハジける…必見

Between Stars (別ver.)
 壊れた液晶テレビの画面みたいなのをバックに
 BSの歌詞がかっこよく出現していきます
 "STEP BACK"→"STEP ABCK"ってアナグラムだけど


あとは静止画としてフォト&アートギャラリーも
BOXのフォトブックの写真とダブってますが
このブックにはProduction Noteとして
『Barking』収録曲の製作レポも書かれていて充実の内容




CD2…本編より名盤と思う人もいるとききます

『Barking』はLouisianaとSimple Peal以外は
全て外部プロデューサーとの共同制作ですが
このDisc2にはその共作前といいますか
『Barking』収録曲の元versionが収録されています
(ってことでいいんだよね?)

Alternative Versionsとなっていますけど
とにかく外部の人間の手が入ってない
RickとKarlのみ(BSだけ+Pricy)のver.です
過去のライブで披露されていたのもちらほら


01. Strumpet Groove (Bird 1の元)
 当然だけどBird 1よりはシンプル
 コーラスやリバーブをあまりかけていなかったりで
 でも2人だけでほぼ完成系に近いですね
 後半の音はBird 1ではリストラさてちゃってます

02. Always Loved A Film (Lemonworld Mix)
 数年前の歌なしALAF
 でも自分が知ってるver.ともまた違うな~
 最初に女性の英文が入って音が全部ミュートする箇所がない
 (ラジオ上の演出だったりして)

 本当はsilver boots? ver.を収録して欲しかった
 あれ凄くかっこいいのに

03. You Do Scribble (Scribbleの元)
 待ち望んだ数年越しのCD収録ですっごく良かったんですが
 やっぱり先にSmall Conker And A Twixがないと物足りない
 あの静かな曲で長く焦らされてからの…
 高速ドラム→音の洪水が気持ちいいのに

 でもアウトロはよかった
 SCAATがない分ここに静のパートを持ってきて心地好い
 後半のKarlのちょっとした歌もなくなってたけど
 これはこれでいいかも

 iTunesのYDS(Abbey Road ver.)も気になる…

04. Hamburg Hotel Essex
 これもほとんど完成系に近いですね
 でもやっぱり曲後半の盛り上がり方は
 コラボしたからこそ生まれたんだなと思いました

05. Grace (Telematic Peal Mix)
 これもほとんど出来上がってますが
 こっちは物憂げな安っぽい音が切なさを駆り立ててますね
 そのかわり重さはない感じ

06. Between Stars (Lemonworld Mix)
 BSデモver.って感じですね
 まだあまり使う音を練ってない感じ
 でもこの状態からあの名曲になるんだから凄い

07. Diamond Jigsaw (Demo Mix)
 これもタイトル通りまさにデモver.
 これを聴くとPaul van Dykのいい仕事っぷりがわかる

08. Moon In Water (Lemonworld Mix)
 歌なし(最後にちょっとありますが)MIWって感じ
 これはこれで明るすぎなくていいかもです

09. Louisiana (Jumping The Cran)
 これは短いLouisianaですね
 ストリングスが入ってこないなどの違いはありますが


簡単にですが以上です

何か色々間違ったこと載せてそうだし
変なこと言っちゃってるかもしれませんが…
でもこのCD2聴いて思ったのは
『Barking』はコラボして正解だったなということです

うん、皆いい仕事したよ



ついでにKarlの作品製作用のRickのCD
『BUNGALOW WITH STAIRS』も簡単にレビュー

全9曲で10分や20分弱の長尺ナンバーもありますが
全曲繋がっているといってもいいと思った

内容はアンビエントな感じです
TOKYO<>LONDON 3など一部激しい曲もありますが
悟りが開けそうな静かで気味の悪い曲ばかり
でもRickの音遊びが大好きな僕には嬉しいCD

そして日本人だからこそ出来る楽しみ方が…
変な意味不明の日本語によるサンプリングです
特にTOKYO<>LONDON 2はカオス過ぎる
意味がわかる言語のはずなのに何を言っているかわからない

ずっと狂人の話を聴かされているみたい
ある意味癖になる…すでにリピートしているw

TOKYO<>LONDON 6はZeppのライブで
登場曲として流れていたやつですね
"three potetoes..."

ある意味かなりレベルの高いCDです
しかし好きな人はどっぷりはまれると思います


長くなりましたが、では