今回は雨漏りのご相談から、点検修理に至りましたので、ご紹介です。
築○〇年の古い戸建て住宅ですが、以前から症状が出ていたそうで、今回ご相談がありました。
場所は台所の吊戸棚内の天板部分にシミが生じ、現在は窓の柱を伝って流し台にまで至っておりました。
こちらです。↓
こちらの天板を解体して内部を点検すると
木部がシロアリの蟻道に覆われかなり朽ち果てていました。
そして清掃を行いました。
この天板上部の位置関係から2階ベランダ付近が怪しいと判断、ベランダにホースでシャワーを掛けて指摘の箇所に水が滴るのを確認できました。
さて,ベランダの床板を外してみるとこのようになっていました。
鉄骨が腐食していますが。
漏れる箇所の特定は難しいです。
でも、見付けることができました。
矢印部の隙間、こちらが怪しいんです。
鉄骨のCチャネルとL字鋼の組み合わせ部分の隙間です。
推測が当たりました。
こちらに割り箸をいれると壁の中側迄入り込んでしまいました。
どうもこちらはベランダの鉄骨組み合わせ時の工事からでしょうね。
この周辺も合わせてコーキング施工
乾燥後再度ホースにてシャワーを掛けて確認。雨漏りがとまりました。
最後に解体した吊り戸棚内の天板を貼りなおして終了です。
シロアリはもう滞在していないので大丈夫。躯体部分の木材も強度には影響はないと判断しそのままとしています。
これで長年悩んでらした雨漏りを止めることができました。
お客様も安心。お仕事に感謝ですね。
雨漏りでお悩みのお客様
以下にご相談ください。(ビルマンション等は除く)過去に様々な雨漏りのケースを解消してきています。
(株)コーナーズ 問い合わせ