軍事企業Mテックの元職員サミュエルはその企業と国家の機密情報を知って姿をくらまし、陰謀を暴いて公表しようと暗躍していたが、協力者のハッカーが組織に捕らわれ拷問でサミュエルの存在を暴かれコロされる。
アンジェラは彼を疑いながらも心を病んだ夫のために説明を聞いて帰宅するが、翌朝テオが目覚めると隣で妻がタヒんでおり、何が起きたのか混乱している最中に警察が家に突入してテオは妻サツ害容疑で逮捕される。
行く宛のないテオは職場の消防署に入り、旧知の親友である署長に相談しようとするが、組織の追っ手は署員の制服をまとって消防署を無差別に襲撃し、テオの同僚たちは次々と銃弾に倒れ、署長も瀕タヒの重傷を負う。
通報で駆けつけた警官を刺客のニセ警官が銃サツし、テオは銃撃戦をしながら逃走、ニセ警官からスマホを奪って暗サツチームの指揮者からの着信に応答し、理由を聞くが指揮者は部下がやられたと知って電話を切る。
邦画は、
「亜人」を借りた。
佐藤健主演のSFアクション映画。
世界の各所で「亜人」と呼ばれる新人類が発見される。
亜人はタヒしても肉体の一部から再生して蘇る不死者で、主人公の永井圭は日本の亜人研究所の被験体003である。
全身包帯で巻かれた永井を研究者たちが取り囲み、手や足を切断して再生データを記録するシーンから物語が始まる。
実験は被験体が限界に達するまで行われ、強制タヒ亡でリセットされて実験が再開される。
永井は交通事故に遭い、即タヒした後に再生した事から国内3例目の亜人と認定され、研究所に送られた。
戸籍上はタヒ人なので人権は無い。
厳重警備の研究所に拘束されて逃げ出す事が
出来ない状況は、予期せぬ訪問者により激変する。
訪問者は佐藤と田中。
2人は国内最初と2番目の亜人であり、2年前に研究所から佐藤が田中を救出して逃亡し、今回も3番目の亜人=永井を仲間にするために武装して襲撃したのだ。
ハンチング帽を被った佐藤は亜人の特殊能力をフル活用して単独突入し、警備員を壊滅させ永井を拘束から解放する。
かつて非人道的な実験に晒された佐藤は施設職員たちを銃サツする事に躊躇がない。
佐藤は自由になった永井に小銃を渡し復讐を果たせと促すが、永井は撃つ事を拒否。
無力な職員たちと共に凶悪な佐藤から逃げようとして、亜人対亜人の壮絶な戦いが始まる。
事態が鎮静化し永井は姿を消した。
佐藤と田中はマスコミに対し政府が亜人に行って来た非人道的実験の数々を暴露し、「亜人特区」の開設を要求。
だが交渉は決裂し、佐藤は亜人研究を主導してきた厚生労働省のビルに小型飛行機に乗って直撃し、ビルは倒壊。
粉塵と瓦礫の中、再生した佐藤は警察の特殊テロ対策チームSATに挑み、これを壊滅させる。
そして再び「亜人特区」を東京に開設する事を要求し、要求が飲まれなければ亜人研究により作られた毒ガスで東京を人間が住めない場所にすると脅す。
研究所から逃げた永井は山村の老婦人に匿われ、入院していた妹もそこに保護して隠れていたが、佐藤の一連のニュースを見て佐藤を止めるために政府に協力する事を打信し、毒ガスが保管されている企業の本社ビルに防衛線を張り、公安の対策チームと共に佐藤らの攻撃に備える。
だが佐藤は永井の想像を超える狂獣だった。
田中が率いる亜人チーム3人がビルに突入し、1人は社員に偽装して潜入し、ビルのセキュリティー管理システムを掌握。
亜人チーム4人が各自連携して目的の階を目指して侵攻、永井の罠にハマり鎮圧されるが、彼らが持ち込んだ佐藤の片手を核にして佐藤の手羽先転送という狂った奇策が発動し、佐藤がビル内に出現。
公安チームを壊滅させ、無力化された田中をリセット再生し、毒ガスを入手する。
ビル屋上の格納式ヘリポートに登った佐藤と、駆けつけた永井の毒ガス争奪最終決戦が幕を開ける。
この映画は佐藤というイカれた復讐者の存在感が主人公の永井を完全に食ってます。
綾野剛おそるべし。
NHK大河の
「おんな城主直虎」の最終13巻を借りた。
主演は柴咲コウ。
徳川家を長きに渡って支えた井伊家の当主・直政の養母であり、かつての当主だった女性・直虎の生涯を創作で描いた大河ドラマの最終13巻。
井伊家の当主となったおとわ=直虎は幾多の苦難に直面しながら井伊谷の治政を進めるが、戦国の荒波により井伊家は領地を追われたが、徳川と織田の連合軍が今川を下した後に武田も制し、井伊谷は徳川に下った近藤の所領になり、直虎は影で近藤を補佐して井伊谷に貢献している。
13巻では48から50話までの3話が収められ、物語は成長した虎松=万千代と、井伊家再興を諦めて百姓となった直虎=おとわ、2つの視点で進む。
前巻で家康は織田信長の圧力により正妻・佐名と嫡男・信康を失い、また兵糧攻めにより降伏を促し無血勝利を狙った高天神城攻めを信長の命により総攻めで壊滅させた事で、戦乱の無情さに心を痛める。
魔王・信長の天下統一は目前であったが、戦乱のない泰平の世を作れる武将は戦嫌いの家康しかいないとして、おとわと万千代の考えは一致し、徳川に天下統一を果たしてもらう事を望むようになる。
信長の下命により駿府を得て、三河、遠江、駿府までを手にした家康だったが、信長がいつ心変わりするか分からない恐怖が常にあった。
そんな時、井伊谷に迷子が現れ、寺の和尚とおとわは保護する。
浜松城では信長が富士山と駿河、三河を見聞したいとの通達が届き、信長を歓待するため細心の気配りを以て信長一行の道中整備を行う。
信長が浜松城に滞在中、今川氏真は明智光秀から耳打ちを受ける。
浜松を去り安土城に戻った信長から、家康に歓待の礼として米俵が送られ、返礼として徳川一門を安土城に招いて歓待したいとの招待が届くが、それは罠ではないかと一同は恐怖する。しかし信長の招待を断る事は出来ない。
徳川一門が集う場に今川氏真が現れ、明智光秀による信長サツ殺の企みが伝えられる。
井伊谷に現れた迷子は光秀が人質として氏真に送った実子・自然(じねん)であり、氏真はおとわにも信長暗殺の計画を知らせ、桶狭間の復讐に手を貸すよう持ち掛ける。
復讐に興味はないが、家康が天下を取るための好機と見て、おとわは家康と対面し、瀬名と信康の一件も含め戦乱無情の世を変えるために家康が天下を取って泰平の世を作って欲しい、それが出来るのは家康だけであると願い出る。
家康は熟考し、目に光が宿る。
信長の招きに応じて安土城に向かう事になった家康と重臣たちだが、事態の如何に応じて逃走するためのルートを確保するため、万千代と松下方久らが龍譚寺に訪れ、おとわにその手配と下見を依頼する。
徳川一行は安土に向かい、おとわは京を経由して堺に向かう。
おとわは京の商人から堺から南紀を回る海ルートと宇治から甲賀経由で伊勢に抜ける陸ルートの二案を教授され、馴染みある気賀衆のいる堺へと向かい、かつて行き別れた夫・龍雲丸(カシラ)と再会する。
九年ぶりの再会であるのに目先の役目のみに捕らわれて礼も謝罪もない挨拶と仕事依頼するおとわに憤慨したカシラは、少々いじわるな条件を提示。
おとわは移動力に優れた外国船を借りるために白人の船主の夜伽の相手をする事を承諾。
その際にはカシラが助けに入ると期待しつつも、万一の備えで茶に眠り薬を盛っていた。
果たしてカシラの吹き矢が船主を眠らせ、事なきを得るが、カシラはおとわが別れの際に交わした約束を忘れている事を咎め、おとわは謝罪するがカシラは尼小僧さまらしいと笑って許す。
こうして海の逃走ルートが確保できたが、徳川一行は予期せぬ状況に追い込まれていた。
京の本能寺での茶会の際に謀反の兵を挙げるはずの明智光秀に、信長は進行中の毛利攻めに加勢せよと命じたのだ。
安土城で信長からの手厚い歓待を受けた家康は、信長自ら差し出された料理に手を付けたものか迷う。
毒が盛られていても断るすべがない。
だが心配は杞憂に終わり安土城での祝宴は無事終わる。
徳川一行は同席していた甲斐の穴山氏と共に京の本能寺に向かうが、光秀の企てが実行されるか分からず、穴山氏に悟られてもまずい。
そこにカシラ率いるニセ商人が現れ、京で一大事が起きて逃げて来たと芝居を打つ。
おとわが打った時間稼ぎである。
その直後に間諜・松下方久から明智光秀による謀反の知らせが届き、家康らは穴山に対し信長の仇討ちのために一旦三河に戻って挙兵支度をせねばならぬと言い訳し、その夜は廃屋を宿に一泊する。
家康らが目覚めると穴山がいない。
後から合流した本多正信は先に出発されたと言って飯を食らうが、穴山は正信の手により既に怪タヒしていた。
その後、家康一行は陸ルートで命からがら岡崎城に戻り、明智光秀の謀反により起こり得る事態には参戦せず静観して待つ。
一時は勝者となった光秀だが、羽柴秀吉により討たれ、遅れて兵を出した家康は織田家から引き返せと告げられる。
徳川方では光秀の子・自然を人質にした事が織田家にバレては光秀の謀反に荷担したと処罰が下るのが明白なため、早急に自然を消すため万千代らを井伊谷に送り込む。
だがおとわは引き渡しを拒否し、そこに織田方の追っ手が到着、光秀の子を渡せと要求する。
おとわは自然を信長の隠し子だと偽り、六佐らが信長から受けた褒美の茶碗を見せて、信長から託された証拠とする。
信長直筆の茶碗の明細書を見せられた織田の手勢は引き返すしかなかった。
自然は龍譚寺あずかりとなり得度して寺の僧となる。
信長のタヒ後、その後継争いに遅れを取った家康だが勢力は拡大し、甲州、上総の覇権を巡って北条との戦になり、万千代は実戦を重ねて徳川の重臣になって行く。
井伊谷のおとわは身内を万千代の領地に送るなどして身辺整理し、井伊の親族はおとわと南渓和尚だけになっていた。
夏風邪で寝込んだおとわは弱り込み、その夢枕に懐かしい笛の音と共に幼き頃の亀と鶴、そして龍雲丸が現れる。
おとわを愛した彼らに迎えられ、おとわは長き苦難に満ちた一生を終え、しのとなつの奥山姉妹、寺の僧や村衆により葬儀が行われ、井伊谷が見渡せる地に埋葬される。
おとわの訃報は戦陣地の家康の元にも伝えられ、万千代、万福、直之、六佐衛門はおとわのタヒを知ってその生涯を悼み涙する。
南渓和尚より井伊の魂として白の碁石が届けられ、おとわの遺志を受け継いだ万千代は、戦を終わらせる第一手として北条との和睦役を務め、和睦の前段階として甲州の国衆らを井伊の子らが手分けして諜略し、その連判状を北条に見せて和睦を成功させる。
味方の被害を最少に和平を結んだ功績により万千代は元服を許され、家康より直政の名を与えられる。
井伊家の嫡流としての直と、小野家由来の政の字を合わせた名で、万千代を導いた直虎と政次が結ばれた瞬間でもあった。
養家松下や井伊谷の近藤ら多数を家臣として与えられ、彦根に所領を得て、徳川一門の一角となった井伊直政の血脈は、長きに渡って徳川家を支えて行く事になる。
「おんな城主直虎」はこれにて一件落着。
*
Amebaのリニューアル仕様で手間が掛かるブログ投稿。
編集は文章の構成に自信がない。
言葉や個人名称がすぐに浮かんで来ない。覚えられないので映画のレビューを書くために再視聴して人物名を確認してる。
数年前に雪で半倒壊した物置小屋の補修作業は、支柱と補強材を取り付けた後に腰痛が再発して4月まで作業できず。
4月に入り、腰痛が軽減してから小屋や水路の作業を雨の合間にやり、今はタケノコ掘りを優先。
雨の後に一気に伸びるから伸び過ぎたタケノコは切断。
「直虎」の総括としては、女性が戦国時代の主人公で戦乱の不条理の中、反戦平和を願うという、左翼的志向の作品でしたが、平和を得るには多大な代償が必要である事を隠さず描いてくれた事を大いに評価したい。
最終巻の特に49話は歴史的大事件の連続なのを簡素化して流したのが描写的に雑だった。
でも50話は一年間の物語をうまく畳んだと思います。
龍雲丸は創作の人物だっただけに、居なくても話は進んだ気もするが、まあ都合の良い人物ではあった。
直虎には子を産ませて欲しかったが、現代の働く自立した女性の理想像として、作者は実子を持たない民衆の母として描きたかったのだろう。
小野政次は直虎と表裏一体のもう1人の主人公だった。
その存在は万千代にも影響し、二人の魂は後の井伊家に受け継がれる。
「白黒を、つけむと君を、ひとり待つ。 天つたう日ぞ、楽しからずや」政次