僕のレッスンに関して(宣伝的な何かです) | 松野 剛明のブログ

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トリガーでの毎日やビリヤードでの奮闘記的なことを書いています。

 皆さん、お久しぶりです。

 昨年の春から新型コロナにより世界の様相が一変してしまいましたね。

 僕はいろいろありましたが、取り合えず家族も自分も元気に過ごしています。また、お店もユーカリ店は時短営業を継続しながらもお客様のおかげで頑張って継続しています。

 大久保店の方もお客様に恵まれ、スタッフが頑張ってくれてまして、何とか踏ん張ってます。

 

 そんな中ですが、有難い事に僕のビリヤード教室や個人レッスンを受講していただける方が少しずつ増えてきてます。逆にコロナ禍で来れなくなった方もいますが、終息したらまた受講していただけるとの事でその時が楽しみです。

 僕のレッスン生で最も有名なのは現在JPBAで活躍中の小西プロですが、彼女のような本格志向の方だけでなく初心者の方やCクラスの方にも受講していただいてます。

 

 
以前、練習に来た小西プロと

 
 
 

 レッスンの内容はその方の体格、性別等の違いや目標としているレベル等によりそれぞれ違いますが、基本的な理論の根本は同じものを使用してます。

 

 多くのプロやあるいは各店舗での責任者のレッスンはどれも各指導者の経験や理論の元にされているものでしょうし、僕のレッスンも同様です。

しかし同じ事を表現と解釈の違いで別の意味のように思えることもあるので、レッスンにおいてはやはり教える側と教わる側の信頼関係と意思疎通が重要だと思います。

 

 僕と小西プロに関しても彼女が10代前半の頃からのレッスンでしたのでその部分はとても重要でした。

いかに、共通言語を作るか、コーチングの内容に関しての信頼度を得られるかは、実際の教える内容と同等以上に大切なファクターでした。

この分野においては、正直、彼女の素直な資質が素晴らしかったと思いますし、結果的に今でも良好な師弟関係を継続できているのも彼女のおかげでしょう。

 また、そのために重要な事として指導者の表現や方法論の多様性が問われます。

上手くいかないことや、伝わらない時にいかに別の表現や方法にスイッチできるか、またそのタイミングは重要です。

ですから指導者は教えること自体の経験値と少しかっこよく言えば変幻自在性が必要です。

 

 教えることの多様性にはもう一つの意味合いがあります。

 これは非常に重要なもので受講者自身の自分に対する不安へのケアのためです。

一部例外を除いて受講者のほとんどの方は教わったことが上手くいかない時にその理由を自分自身の何か(多くは才能や肉体的資質)と思ってしまう事が多いと経験的に考えてます。

勿論、センスや肉体的な部分の資質に差はあるのは間違いないとは思います。

現実的には限界はありますが、指導者があの手この手を使って導けるようなメソッドの多様性や柔軟性があると受講者が精神的にも楽になれます。

 

 実は指導者の重要な役割とは上達のためのメソッドを伝える事と同等かそれ以上に、上達しない状態での責任を共に背負ってあげる事ではないかと考えてます(これはペアマッチやチーム戦でのコーチングも共通してますね)。

 

 そして、そのケアのための方法論や教えること自体の経験値が必要になります。

僕も可能な限りレッスン生にその様に接しながら上達の指導ができればと考えてます。

 

 僕のレッスンは相手の要望に応える形か僕の作成したテキストを中心に受講していただく形かになります。

受講者の要望や拝見してから最初に始める事は主にフォームやストローク等のメカニカルな部分がほとんどです。

僕のレッスンにおいて多くの方に指導するいくつかの事を紹介しようと考えてます。

 

受講生の方がほとんどですが、そのレッスンの中で多くの方の意識改革をする部分に以下のことが多いです。

1.効き目は基本的に関係ない。

2.肘とグリップを後ろから見て垂直にする重要度は高くない。

3.撞くイメージは基本的に叩くイメージが望ましい。

4.キューをまっすぐに出す練習に固執する事は非効率である。

5.ショットの成否はそのほとんどが構えた時に決定している。

 

上記の事の改善で進歩やビリヤードの対する意識変化がみられる方は多くいます。

詳しくは実際に受講していただければと思いますが、少しだけ補足します。

 

1に関してはまっすぐの球(センターショットとか)は特殊なケース(身体的な理由)以外は効き目は関係ありません。ただ、目の使い方は重要な部分で僕のレッスンでも色々な方法を教えます。

 

2に関してはここに拘るより重要度が高いところがあり、ここに拘るため重要事項ができてない受講者が非常に多いです。

 

3に関してはこの部分ではインパクトを含むストロークのイメージを「乗せる」「運ぶ」等で捉えてるため基本的なストロークができてない方が多く、より分かりやすい表現の一つです。人により分かりやすい様、色々な表現を使用しますが、この表現が的確な場合が多いです。特にポジションプレイの精度と関係してると考えてます。

 

4に関してですが、完全なストレートストロークは確かに究極の理想ですが、その実現は僕もライフワークレベルで、そこに拘るよりシュート力に関しては重要な要素が多くあります。僕はその方向性のほうが効率的だと考えてます。

 

5に関しては構えに入るまでのルーティンを重要視してます。僕自身も構えた後の微調整はほとんどしないようにしてます。

 

あくまで僕のレッスンでの基礎理論の話で、上記で重要でないとした練習方法やこだわりを否定するものではありません。実際に僕自身が上記の事に長い間拘ってましたし、またそれによって得たものもあります。

 ただ、その上で上達の効率化を考えた時に必要な優先事項を中心に教えてます。

受講者の方も結果に納得していただいていることがほとんどです。

 

また、上記の考え方やそれに伴う技術と知識は僕がFACEBOOKに上げた14-1の100点ランやエクストリームドリルの成功に大きく寄与してます。

 

 

フォームやストロークに関して僕なりの結論ですが、ある偉大なプレイヤーのインタビューにあったフォームに関しての答えと近い形で考えてます。

1、厚みをしっかり見える事

2、ブリッジが安定している事

3、ゲームに必要なパワーを出せるストロークの振りやすさがある事

 

以上の3要素があればフォームは良いと思います。

そしてそのための各種メソッドがあります。

 

 

僕のレッスンで使用するテキストです。

 

テキストを使用する形では色々なショットバリエーションをレッスンします。

センターショット等ストレートショットからいろいろな配置でのポジションを込めたショットパターンの内容となります。

当然、その過程でフォームやストロークのメカニカルや狙い方に関しては重要なレッスン内容になります。

小西プロの基本的ショットパターンも10代にこのテキストで習得したものです。

今でもこの様なお互いのベーシックがあるためビリヤードの会話や僕からのアドバイスもしやすいですね。

 

 

ビリヤードには多くの要素があります。試合という端的な状況でもメンタル、セーフティー、ブレイクは勿論、精神的な物も含み駆け引きも重要です。

その中で僕のレッスンでは基本的な取り切り力を重要視してます。

取り切り力とは単純にショットの精度とショットセレクションで成り立ってます。

少し、砕けた言い方ですと「入れ」「出し」「取り方」ですね。(僕のレッスンですと「入れ」と「出し」は一つのショットとして同一線上で扱うのが基本ですが分かりやすい表現として分けました)

テキストにあるショットパターンの習得と実際のシチュエーションでの使用パターン。

またその上での全体的ショットセレクション(取り方)が内容となります。

選択に関しては確率的な部分も大きいですが、人間のやることなので好みや意欲も大きく関係しているのでそこも含めてディスカッションしながら進めることも多いです。

この内容は基本的にCクラス上位からBクラスの方にお勧めですが、初心者用のテキストもあります。


 

と、僕のレッスンはこのような感じでやらせていただいてます。

レッスンのシステムは以下のようになります。

場所 トリガーユーカリ店

時間 営業時間内

受講時間 約1時間20分

料金 2500円(場代込)

予約が必要です。

 

恐らく、プロのワンツーマンレッスンでは通常より低価格な設定になっていると思います。

理由としてはオーナープロのためサービスの一環として考えいる事と、お店での業務を兼業しながらなので、状況により他業務への対応をせざるを得ない瞬間がある事です。

そのために時間も1時間20分の設定ですが、内容の進行次第で多少の変動をします。

頻度良く通っていただいてるレッスン生の方ですと週に1回のペースで受講していただいてます。

もし、僕のレッスンにご興味を持たれましたらご連絡ください。

SNSでも大丈夫です。

トリガーユーカリ店  TEL 0434885626