2019年 14−1選手権についてあれこれ | 松野 剛明のブログ

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トリガーでの毎日やビリヤードでの奮闘記的なことを書いています。

 昨年は諸事情のため出場できなかった14-1選手権ですが、今年はスタッフと奥様のおかげで何とか出場できました。
 
 この14-1ゲームは僕自身ここ5年は完全にメインゲームで正直普段は10ボールや9ボールを撞くことのほうがレアになっています。
当然、思い入れは強くあり、今年こそは2日目に残りたい一心で出場したのですが結果は今年も最終で負けてしまいました。
自分的にはゲームの知識や考え方は毎年少しずつ出来るようになっていると思うのですが、まだまだということでしょう。

 

 今回は結果として予選で1回、シングルの最終で計2回の敗北を喫したのですが、その内容は自分のレベル的に納得をせざるを得ないのですが、やはりおそまつな物でした。

 ただ、負けた相手は双方とも14-1ゲームは自分より高いレベルの選手だったので、正直そこに気圧された感は否めないですね。

 

 ちなみに最終で負けた相手はミスターこと奥村プロでしたが、正直、久々に相手の球を見て感動してしまいました。

技術的に多くの衝撃があったのですが、特にラックの割り方(当て方、スピード、どのタイミングで崩しに行くか)は自分には無いイメージの取り口を何度か見せられ対戦相手なのにすっかり感嘆してしまいました。

 

僕自身の内容は普段のゲームでは見たことのない壮絶なAVEで、今にして思えばリズムやタイミングがかなりおかしくなってしまいました。

完全に相手のゲームに飲み込まれる感覚を久々に味わいました。

その日帰った後にその時奥村プロのビリヤード空間に感じた世界に「あー、奥村さんてあーだったわ。」て思い出しました。

 

 その試合直後に久々に奥村さんとお話をさせていただいたのですが、ずうずうしくも少しだけ質問をしてしまいました。

その内容は僕にとって大事なものなので、ここでは記すつもりはありません(直接ならお話をします)が、これからに自分に対して考えなくてはいけないと再認識をしました。

奥村さんありがとうございました。

まだまだ頑張ろうと思えました。

 

 

今回の選手権での自分のトータルAVEはここ数年の中で最も低く、普段の7割ほど(何故か試合でも今までは普段より少し悪いぐらいでほとんど変わらなかったのですが)の数字でした。勝ったゲームは良いのも悪いのもそれなりでしたが、負けた試合が非常に数字が低かったですね。今後の課題に感じました。

 周りのプロを見ていて技術的に引け目を感じることが多く、試合中はあまり気にしないようにしてましたが、帰ってから今日もまだへこんでます。

 自分も50を過ぎて以前のようにプレイが出来ない部分も年々出てきてるように感じてます。

 勿論、それをカバーしてより向上したいとは考えてますが、日々現実にへこみながら自分を鼓舞している感じです。

 でも14-1をすると、、ビリヤードにはまだまだ自分にとって未開拓な領域が多く残されているように希望を感じます。

 変な言い方ですが、自分が下手だって思い知ることは素晴らしいことだと思います。

 取り合えず、練習でジョンシュミットの4分の1のランを目指したいですね。

 

 では、頑張りますか。