千葉県北西部14−1研究会 | 松野 剛明のブログ

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トリガーでの毎日やビリヤードでの奮闘記的なことを書いています。

こんにちは。
今日は僕が主催してる千葉県北西部14−1研究会の簡単な紹介をしたいと思います。
発足は旧知の仲の岡元氏(元JPBAプロ選手)との話で二人で発起しました。
お互いに昔、横田プロが主催していた関東ストレートプール研究会に参加していた頃の話をしていたら自分達でもやってみたいと思ったのがきっかけでした。
 
店内のポップです。
 
始めるに当たり、トリガーユーカリ店、大久保店で興味のある方、またナインボールやテンボール以外でのビリヤードの伸びしろや技術に興味がある方に声をかけました。
当時アマチュアだった僕の教え子の小西さみあちゃん(現在JPBAプロ)も誘い、それなりにスタートしました。
多くの名選手が言うように14-1ゲームはビリヤードの骨格を形成するのに最も適したゲームだと思います。
シュートだけでもポジションだけでも、発想や知識だけでもアベレージがでないので(ナインボールですと何かの要素がしっかりしているとそれなりに撞けると思います)技術的にオールラウンドでないと上手くいかないところが難しさでもあり、魅力でもあると思います。
彼女も(小西p)も僕は基礎技術がオールラウンドであることが将来的に大きなプラスになると思い参加してもらいました。
 
 
 
これは数年前の写真ですね。いつかははっきりしてませんが研究会の後に撮ったものです。

メンバー的にはBクラスの方から撞けるAクラスの方までいます。
のべで15人ぐらいの小さな研究会ですが続けていただいてる方が多いのが嬉しいところです。
 
研究会は基本的にはハンデ戦での総当りとなります。
 
ハンデの概要はこんな感じです。
基本的にスタート時はこのぐらいでその後は毎月のアベレージで多少の上下をします。
 
35点・・・14-1を始めたばかりでBクラスの下ぐらいですね。ボーラードの点数が80点から100点ぐらいの方です。
目標はアベ2点以上ですね。
40点・・・Bクラスの真ん中ぐらいの方。ボーラードが100点前後のアベレージですね。アベ2.5は出したいですね。    
45点・・・Bの上位からAクラス成り立てぐらいです。ボーラードなら150点平均ぐらいですね。
50点・・・平均的なAクラスのスタート地点です。ボーラードが180点平均ぐらい。ナインボールなら形がよければマスワリを出してくるぐらい。
60点・・・ボーラードで200から300点を出せるクラス。300点を出したことがある人もいます。ナインボールなら調子が良ければ3連発マスワリぐらい普通に出すレベル。撞けるAクラス。年間アベが5点以上出るとこの点数ですね。
65点・・・ボーラードは300点もたまに出せるクラス。14-1の基礎的な部分をある程度理解していると思います。オープン戦で当たると少し面倒くさいレベル(笑) 年間アベレージが6点を越えてくるとこの点数
70点・・・基本的に僕はこの点数スタートでした。僕もアベが7点~8点ぐらいのころはこの点数でやってました。
75点・・・いま、この点数は僕が撞いてます。アベが10点ぐらいになってからです。後はゲストプロは基本この点数でお願いしています。
 
研究会ではこの点数で15イニングドローでの総当たり戦です。
ハンデが公正化というと何とも言えませんが、研究会の趣旨が勝敗でなく基本アベレージとハイランを目指すことで行っているので意味合い的にはドローゲームにならずに上がることを最低目標として設定しています。
経験の無い方ですとピンと来ないと思いますが、大凡このぐらいの感じと想像してください。
トリガーのテーブルは全てトーナメントエディションでポケットが少し難しいためもありますが、最初の目標はこのぐらいです。
Bクラス・・・アベ2.5
SBクラス・・・アベ3.5
Aクラス・・・アベ4
Aの中位・・・アベ5
ぐらいです。
簡単そうですが、実際に4,5ゲームしてみると悪いゲームやセーフティーの多い展開のゲームを1回するとガクッと数字は落ちます。
 
14-1の場合、セーフティーも1イニングとして計算されるので、アベ5点は単純に1回のチャンスで入れる個数ではありません。
勿論、セーフティーイでなくても難易度が高い配置が回ってくれば点数の取れない可能性があるイニングも発生します。
 
例えばこんな形とか・・・。
ブレイク後の数ショット後にたまにある状態です。
ブレイクで割れが悪い場合にセーフティー合戦になることが良くあります。
最もセーフティーもナインボールと違い全ボールに対してディフェンスをしなくてはいけないので大変です。
 
途中のブレイクが14-1で最もターンが交代しやすい瞬間です。
ブレイク自体でのシュートミスも良くありますが、ブレイクしたけど手球がラックのクラスター(塊)に埋め込まれたり、狙う球のない状態になることがよくあります。
上級者になると埋め込まれないような撞点を撞いたり、埋め込まれたように受けの球を用意して撞くようにします。
例えば下の配置がそうです。
 
これは2番をコーナーに入れて手球をクラスターに当てていくのですが、3番と抜け方次第で7番が受けの球になっています。
うちの研究会のハンデが60点以上の選手は良い球があっても(ついつい入れたくなります)受けに残して組み立てていくことが出来るようになっていると思います。
 
 
また、クラスターで球越えのショットも良く出てきます。
結構、こういうシチュエーションはこれさえ決まれば楽な配置になる手前でよく出てきます。
プレッシャーがかかりますのでガッツが大事です。
 
 
これは2年以上前の写真ですが、何か皆さんの笑顔が良い感じなので載せます。
僕も意味不明にテンション高めです。
現在、千葉県北西部14研究会はメンバーを募集してます。
メンバーだからと特に何も無いのですが、上手い下手関係なく向上心をもって撞いてる仲間です。
1月に1回開催する14-1ゲームを面白いと感じた仲間のサークルみたいなもので、興味のある方は大歓迎です。
勿論、1回例しにゲスト参加で出てみたいもありです。
最初、心配されることが多いルールやスコアのつけ方も僕が教えます。実際には少しやれば簡単です。
また、僕レベルで良ければ14-1ゲームの最大に魅力でもある組み立てのアドバイスもします。
ご興味のある方はトリガーユーカリ店、松野にお問い合わせください。
  電話番号 0434885626
ナインボールとは一味違う14-1を楽しんで一緒に上手くなれればと思います。