14−1に関して。いろいろ1 | 松野 剛明のブログ

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トリガーでの毎日やビリヤードでの奮闘記的なことを書いています。

こんにちは!

今回から少し自分が良く練習している14−1に関して書いて見ようと思います。

 

 

 


僕自身はこのゲームは凄く面白く、現在、そして恐らくこれからの自分のビリヤードを支えてくれるように考えてます。

ちなみに、僕が14−1ゲームが上手いかと問われれば、正直大したことはありません。

トリガーで開催している14−1研究会での年間アベレージが昨年までの3年間で約11点ぐらいなのでホームテーブルと考えればプロとしては最低ラインにいるか、少し足りないかと勝手に考えてます。

14−1でのアベレージはゲーム終了時の得点をイニング数で割ったもので、単純に考えると一回のチャンスでどのくらいの個数の球を落とせたかですが、イニングにセーフティも含まれるので、中々大変です。

また、研究会の趣旨的にセーフティーより可能性のある形は攻めるような方向性なので、実際はもう少し下の数値ではないかと思います。



個人的には年間アベが13以上あればもう少し胸をはれるのですが、そのレベルは遥か想像を超え険しく、まだまだ課題は山積みだということです。現在の自分から全てのビリヤード要素をレベルアップできないと到底行く気がしません。

 
基本的なルールは15個の的球を好きな順番で落としていくだけで1個入れると1点というシンプルなものです。日本では敷居の高いゲームの印象がありますが、どれから落としてもよいので台湾では初心者がするゲームとしての位置付けがあります。
確かに単純にどれから落としても良いだけならそうですが、これがラックのクラスター(固まり)があり崩して行くことや、その,上で次のラックに続くようにプランを決めて取りきるとなると全く難易度が変わります。
実際にゲームをしてみると殆どの球が台のフット側半分にあるので、制約(例えばコースがあるとか、動かしたくない他の球に手球を当てないようにとか)が意外とあり、不思議なことに10個以上の球のどれでも、どの穴に落としても良いゲームなのに少しのポジションミスで何も狙いがなくなることが良くあります。
 
このゲームは色々な要素が面白いのですが、どの球から落としても良い自由度が好きで、その選択する順番で難易度が変わるところが好きです。
上手くいくと簡単な流れで行けるのでそれが快感ですね。
 
 
 
 
僕の勝手な考えなのでもっとレベルの高い選手から見たら?かもしれませんが、参考までに.…。
 
例えばこの形です。
これは取り方はほぼきまっていると思うのですが、ブレイクは10番です。
順番は
9番コーナー
1番コーナー
6番コーナー
7番サイドで出来ればストップ。もしくはヘッド側の短クッションを使ってのポジション。
となり、大きな間違いをポジションでしなければほとんどの人がこの取り方を、すると思います。
こういけば簡単ですね、
 
 
 
次にこの形です。
これはブレイクボールの候補が9番、10番を候補にした場合、その球以外の全ての球がキーボールになり得る配球です。
この場合キーボールとはブレイクの1つ前の球で、このラックで撞く最後の球です。
 
 
この配置は取り方が、最初の球を1番でも、3番でも6番でもいけますし、どの球からでも何とかブレイクまでいけると思います。
個人的にはこんな感じが好きです。
6番コーナー
3番サイドで9番を右フリにする。
9番コーナー
1番コーナーで切り返しで10番がブレイクボール。
 
 
 
また、こんな形もあります。
これは3個全てがブレイクボールとなります。
取り方もどの順番もありです。
一番多そうなのが10番から1番でブレイクは6番だと思いますが、そうでなくても大きなミスはないと思います。
 
こんな感じで、14−1のようなエニーボール(どれから落としても良い)は取る順番を自分で自由にできます。
構成が上手くいって思い通り取り切れた時はまさしくしてやったりです。
一人で練習するのも面白いのですがは、対戦をしてみると意外とプレッシャーがかかり楽しいです。
良かったら、こな少しマイノリティーゲームの14−1をやってみませんか?
 
次は僕が主催している研究会の事を書きます。
興味のある方はまた読んでください。