日曜は殆どの方がお休みで

皆さんラジコンに行ってる為

BLOGのアクセスが殆どありません。

 

要するに誰も見て無いので

昨日に引き続きラジコンの話ではありません。

 

 

以前

 

 

心霊体験の話を書いた処

以外に反響が良く

 

ソレを見たとある方から

体験談を聞かせて頂きました。

 

*聞いた話なので、

 内容に多少の誤差があるかも知れません。

 

 

 

とある男性「Aさん」と仮称します。

 

Aさんは若かりし十代の頃

世間一般に言う「不良少年」だったらしく

 

排気管の消音機を抜き取った爆音の

改造オートバイに乗って

 

(画像はイメージです)

 

日夜、活動してたそうです。

 

そんなある日の事、

 

この日は何かの集会とかでも無く

複数人の不良仲間と集まったAさん

 

不意に仲間の1人が

「バイク屋へバイクを見に行きたい」

こう発した事から

 

一同、連なって

バイク屋を目指して走り始めたそうです。

 

 

処が、彼らの様な不良少年を

快く受け入れてくれるバイク屋は

当時、あまりありませんでした。

 

 

個人店の様なショップでは無く

大手中古車販売店ならば

店員が相手をしてくれなくても

複数台並んだバイクを見る事は

可能であろう。

 

こういう理由から

1時間以上離れた大型中古車店

岡崎市のヤマハオートセンター

(現在のレットバロン)

へ向かう事に成りました。

 

 

そして一同、

6人が6台のバイクで走り出し

国道一号線を爆音で走行し始めます。

 

道中、岡崎市に入った本宿と言う場所で

一旦、バイクを止めて

休憩する事に成ったのですが。

 

ココで仲間の1人がこんな事を言います。

 

「この先、神社の手前の跨線橋で、」

「昔、白バイが事故って〇んだらしく」

「その幽霊が出るらしい?」

 

「どうやら、その白バイの幽霊は首が無いって!」

 

 

そこでAくんもまた、

 

別の処から聞いた話で

その跨線橋で白バイ隊員が亡くなった

↑こんな話を聞いて居ました。

 

「ソレ!聞いた事がある!」

「なんでもサイドスタンド出しぱなしで」

「ソレが地面に引っかかってハジキ飛ばされたらしいぞ!」

 

仲間の「首無し白バイ幽霊」の話と

Aくんが知ってる「白バイ隊員の事故」

 

話を総合して察するに

この話に信ぴょう性が出て来ました。

 

「オィ!マジか!」

「んな訳、ネェ~だろ!」

「だって今、昼間だぞ!」

「夜じゃネェ~し!」

 

↑あざ笑う他の仲間達。

 

 

そんな話の後

また、彼らはバイクを走らせ‥‥

 

そして数分で

 

 

先ほど話してた

跨線橋へ差し掛かります。

 

確かに

緩い右カーブの後

左カーブになってます。

 

左にバイクをバンクさせると

車体左側に付いてるサイドスタンドが

地面に引っかかるのは確か、

 

しかも当時は

ガードレールの上に

ワイヤーフェンスが張って有ったそうで

 

あのワイヤーにバイクで直撃して

首が当たったら....

やべぇ!マジじゃん....!!

 

 

Aくんはそんな事を思いつつも

バイクで走行中だったので

他の誰かにソレを言う事も出来ず。

 

 

目的地のバイク屋に辿り着き、

特にその場では

仲間内とその話をする事も無く

 

バイク屋に100台以上並べられたバイクを見て

帰る事となります。

 

 

帰り道も行きと同じく

国道一号線を走って帰ります。

 

この時、

なんとなく...なんですが

先頭を走ってたヤツは

 

道が空いてるのに

そんなスピードを出さず。

軽く流す感じでゆっくり走ってた為

 

後続の5台も

ソレに合わせ、流す感じで走ってました。

 

 

そしてまた、

行きと同じ道を帰るので

当然ながら

 

 

あの跨線橋の手前まで来ました。

 

この跨線橋の手前

比較的、長い直線なのですが

 

 

ふと、ミラーで後方を確認するAくん。

 

Aくんは3台目を走行してますんで

前に2台、後ろに3台、

自分を含め6台で走ってるんですが。

 

 

Aくんのミラーには

バイクが4台、写ってます。

 

しかも最後尾の1台は

ヘッドライトを点灯してます。

(当時の中型バイクにはライトスイッチが有りました)

 

「アッ?アレ.....??」

 

急に弱気になるAくん。

 

もう一度、自分の前に2台、

自分の後ろに4台、

6人の6台で来たのに

自分を含めるとバイクが7台居ます!

 

Aくんはもう一度

ミラーを確認します....

 

最後尾のバイクの姿を確認し

Aくんは血の気が引き、

背中に冷たいモノが走りました!

 

「ヤヴァイ!」‥‥‥‥!

 

Aくんが「そう」思った途端

最後尾のバイクは....

 

「ウゥ~~~~~~!」

 

↑けたたましい甲高いサイレンを響かせ

一気に6台の車列を抜き去ります。

 

その抜き去る時のバイクの後ろ姿

純白のホンダCB650に

ブルーに白いラインの入った服を着た男

 

今でもAくんの脳裏に焼き付いてます

クルクル回る、深紅の赤色灯と共に!

 

 

最後尾の純白のCB650の男は

先頭を走る仲間の真横に並び

マイクを通して、仲間に何か言って居ます

 

なんか言ってたんですが

自分の排気管の音が爆音過ぎで

何を言ってたのか?

聞き取れませんでしたが

 

先頭の男はゆっくり減速し

道路を左わきにバイクを止めました。

 

当然、後続の我々5台も

続いて止まるしか無かったので

止まりました。

 

我々の前に

ブルーの服を着た純白のCB650の男が止まり

バイクを降りて来ます。

 

コチラに向かって来ながら

その男は我々に言います。

 

「オマエ達、チョットマフラーがウルサイな!」

 

反射的に全員で

「すみません」

なんか、謝ってしまいます。

 

「速度超過は無かったけど」

「あまり目立つ事するんじゃないぞ!」

 

ブルーの服の男は

なんか怒ってます。

 

 

どうやらAくんたちは

集団で改造バイクで走ってたので

白バイに「速度」を測られた様です。

 

しかし、

先頭の気まぐれでスピードが出て無く

速度超過は無かったモノの

 

あまりに目に余る集団で有った為

「お叱りのお言葉」を白バイ隊員から受けました。

 

この当時まだ

「集団暴走行為」と言う違反が無かった時代、

 

 

白バイ1人に対し

暴走族6人の違法改造を

その場で取り締まる事が出来なかったのか?

 

白バイ隊員の何らかの温情が有ったのか?

 

理由は定かでは有りませんが

「気を付けて帰る様に!」

 

この「注意」のみで

彼らは無罪放免で帰されましたが、

 

この後、しばらくの間

白バイはそのまま彼らの一番後ろを付いて来た為

 

それまでと打って変わって

6人全員が「ボボッボボボ‥‥」っと

超低速のナサケナイ低音で、

 

尚且つ、

全員がオモクソ「ニーグリップ」してました。

 

 

白バイが立ち去って

 

岡崎市を抜け

豊川市に入ってしばらくした処で

休憩がてら、彼らはバイクを止めます。

 

「オィ!首無し白バイじゃ無かったぞ!」

「モノホン(本物)の白バイだった!」

「でも、捕まらんくてよかったな!」

 

↑こんな話で仲間達が盛り上がってたんですが

 

 

Aくんは、気が付いてました。

 

あの白バイ隊員

白バイを降りて来た時、

気が付きました、

 

 

明らかに体系が「柔道選手」の様な

「ずんぐり」としたガッチリ体形

肩の上にすぐ頭が載ってる感じでした。

 

柔道やレスリングなどの格闘技やってる人って

首がガッチリしてて、顔の幅と首の幅が同じで

顔から肩が直接つながった様に見ます。

 

肩の上にすぐ頭が載ってる

 

↑要するに「首が無い」様に見えます

 

「首無し白バイ隊員の幽霊」

 

もしかして

Aくんたちがあの時見た白バイ隊員は

ウワサの「幽霊」だったのかも知れません。