☔先週末は雨続きで非常に陰鬱な週末でもありました。
🏟️しかしながら、この長雨(いわゆる“菜種梅雨”)、今日・明日もしつこく続くということで、順延続きで甲子園での『選抜高校野球』の日程消化に大きな影響が出てきそうです。
🤼♂️今日はスポーツのネタでの投稿です。
😱昨日まで行われていた『大相撲春場所(大阪場所)』でとんでもないことが起きました。
🏆前場所(初場所)で十両優勝をして幕内へ上がってきた(もちろん新入幕)、前頭17枚目(幕内最下位)の尊富士(たけるふじ;青森県出身)が13勝2敗の成績で優勝しました。
💨新入幕力士での幕内優勝は大正時代の元関脇・両国以来、実に110年ぶり、しかも、初土俵からなんと10場所で幕内優勝を決めたという史上最速のオマケ付きの快挙でした(昨年の『名古屋場所』でも伯桜鵬〈現十両〉がその快挙に挑戦したのは記憶に新しいが…下記投稿記事を参照)。
😮特に14日目に負けた時に脚を傷め救急車に運ばれてどうなるかと思いましたが、翌日の千秋楽にまさかの強行出場、それでも勝ったというのは別の意味で凄さと優勝への執念を感じられました。
👏また、まだ髷(まげ)が結えてない石川県出身の大の里(前頭5枚目)も終盤まで優勝争いに残り、上記の尊富士と共に春場所を大いに沸かせました。そのこともあって、三賞もこのようになりました。
【殊勲賞】
尊富士 (初)
【敢闘賞】
尊富士 (初)
大の里
【技能賞】
尊富士(初)
大の里(初)
⚪⚫その一方で、先場所優勝の横綱・照ノ富士は序盤から調子が悪く中盤から休場して戦線離脱、大関陣では、新大関の琴ノ若が10勝5敗、豊昇龍は11勝4敗、貴景勝は辛うじて勝ち越して“カド番”脱出、霧島は5勝10敗と大きく負け越しました。
🆕このように上位陣の成績に明暗が分かれた感じで、この隙間を狙うかのように新鋭の力士の活躍がひときわ目立ったのかもしれません。
😆“荒れる春場所”と言われ、始まる前には部屋内の力士同士の暴力発覚(これによって十両力士が引退している〈事実上の解雇〉)という不祥事もあり、どうなるかと思いきや、昨年の『名古屋場所』以上に“エポックメイキング”させる力士が登場した盛り上がった場所となりました。
📈私は3〜4年前から抜きん出て強い(安定した強さを有する)力士の不在に憂いていますが、5月の『夏場所』以降、幕内力士の“どんぐりの背比べ”状態を上記の両力士がどれだけ打ち破れるかどうかが今後の相撲人気の再浮上のカギとなりそうです。
(以 上)
※しこ名等は敬称略