🤼♂️今日はスポーツのネタでの投稿をしたいと思います。
昨日まで行われていた大相撲名古屋場所、12勝3敗で並んだ前頭・北勝富士との優勝決定戦を経てモンゴル出身の(しかも元横綱・朝青龍の甥)関脇・豊昇龍の初優勝で幕を閉じました。しかも三賞は…
【殊勲賞】
錦木 (初)
【敢闘賞】
北勝富士 (初)
☆伯桜鵬(初)
豊昇龍(初)
琴ノ若(4)
豪ノ山(初)
湘南乃海(初)
【技能賞】
☆伯桜鵬(初)
と、なんと計7力士が獲るという異例ぶりでした(しかも伯桜鵬にいたってはダブル授賞)。
優勝するにしては勝ち数的には今ひとつ、しかもモンゴル人の優勝で複雑な気持ちになる相撲ファンもいられるだろうと思いますが、その一方で今場所は新鋭の力士が活躍して大いに盛り上がった場所かもしれません。
その新鋭の力士が今場所新入幕、前頭17枚目の伯桜鵬(はくおうほう)でした。
髷(まげ)さえ結えてない19歳の若い力士が上位陣を次々となぎ倒し、千秋楽まで優勝争いに残っていたという稀に見る健闘ぶりに驚きを隠せませんでした(最終成績は11勝4敗)。
横綱・照ノ富士は序盤で休場、大関・貴景勝も全休、大関昇進でしこ名を「霧馬山」から改めた霧島も中途の休場もあって負け越しで終わるなど上位陣の不振が続き、他も“どんぐりの背比べ”の星の潰し合いが続く中、伯桜鵬の快進撃は一際目立ったものとなりました。
抜きん出た強い力士がいない時代に“エポックメイキング”があった場所と言えるだろう。
🇺🇦また、幕内手前の「十両」に上がってきたウクライナ出身の力士、獅司(しし)が勝ち越し(9勝6敗)でこれからの活躍が期待できる成績を残しました。
なお、今年に入ってからの大相撲の幕内優勝の力士をを振り返りますと…([ ]内は勝敗数)
1月・初場所 大関 貴景勝[12-3]
3月・春場所(大阪場所) 関脇 霧馬山※[12-3]
*大栄翔との優勝決定戦を経て
5月・夏場所 横綱 照ノ富士[14-1]
※今場所より『霧島』と改名
と、横綱・照ノ富士を除けば優勝するにしては物足りない勝ち数が続いているような気がします。
⬇️今年の初場所後に投稿した記事
今年の大相撲も残すところ9月の秋場所、11月の九州場所の2場所、またこういう“エポックメイキング”が起こって活気づいた場所になってほしいものです。
(以 上)
※しこ名等は敬称略