移植後数日からおしっこに1ミリくらいの大きさの血の塊がまざりはじめました。

あまり気にしていませんでしたが
2週間くらいすると血の塊が2~3センチくらいのものになりました。
尿も真っ赤です。
排尿後に痛みがありました。


詰まったらこわいなぁと思ってこまめに(二時間おき)トイレに行っていましたが、
ある夜、寝すぎてしまい4時間あいてしまいました。
するとどれだけ力を入れてもおしっこは一滴もでませんでした。
ついに詰まってしまいました。




とりあえず導尿してもらい尿意はなくなりました。
自力では排尿できず、バルーンカテーテルが留置されました。
それでも出血が多く、カテーテルが詰まってしまいました。




泌尿器科受診すると
太い管を入れて膀胱の中で固まっている出血(コアグラ)を取り除く処置をしました。
激痛です。
診察室で大騒ぎしました笑い泣き
結局時間がたっていて、コアグラがたくさんあり全体的に固まっていたので
全部は取り除けませんでした。




そのまままた太い管を膀胱にいれて
持続膀胱灌流の処置をされました。
灌流とは
生理食塩水を膀胱内に流入し、血尿が血塊を形成するのを予防し、膀胱内からの流出を促す処置です。
管が太いので痛みがあって本当につらいです。
それも何度も詰まり、入れ直ししたり、尿意があるのに排尿できず暴れまわったこともあります。


でもその処置も意味なく、血尿が続き、急きょ
膀胱壁を焼いて止血する手術をすることになりました。
出血が多すぎてヘモグロビンは3.0
ふらふらで何度か意識がなくなり倒れました。



移植から1ヶ月半ほどでまだ血小板が低いので下半身麻酔は出来ないということで
全身麻酔で手術しました。

術後はおまたが痛くて痛くてたまりません。
太いバルーンカテーテル
点滴
心電図
spo2モニター
足に血栓予防の機械
酸素マスクがつけられてます。
痛みがあって、全ての身体についているものが邪魔で大騒ぎしました。
体の回復と伴にひとつずつはずれ、自由になりましたが、次は頻尿がつづきます。
一度にでる量は少ないけど15分毎におトイレにいきました。
手術による影響のようです。
術後はまだうっすらピンクの排尿が続いていましたが、自力でトイレで排泄できることがとても幸せでした。





移植した次の日から40度~41度の熱がでました。
ふらふらです。
なのに、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛でぐったりです。
毎日シャワーをあびなければならないのですが、着替えもシャワーもふらふらで倒れたこともあります。


そのうち、口腔、喉、食道の粘膜が全てめくれて激痛。
ごはんも水分もとれなくなり、医療麻薬を使いました。
それでもなにか飲み込むのは激痛です。
内服薬は点滴にかえてもらいました。
ただひとつだけ、セルセプトという免疫抑制剤は内服しかありません。
大きなカプセルです。
そんなの絶対にのめません。
でも飲まなければ死ぬといわれました。
カプセルをはずしてお湯でといて1時間くらいかけ、泣きながらのみました。
そんな体調が1ヶ月以上つづきました。

正着までの間、苦痛ばかりでただ横になり
ただただ時間が過ぎるのをまっていました。
本当につらくてあまり記憶がありません。
死んだしまったほうが楽なのではないかと思うほど。
どこで死のう。あそこにカーテンをくくりつけて。。。とか精神的にも限界が近づいていたのかもしれません。


でも少しずつ、本当に少しずつ前進します。
最中は前進してることには気付きません。
体調の悪さに絶望感しかありません。



移植から17日目。
遂に正着です。
本当に長く感じました。
粘膜の痛みは正着後どんどん良くなりました。
ただ正着したからといって急に元気にはなりません。
体はずっとだるかったです。



しかし、山をひとつ越えてはまた次の山がそびえたっており、また登らなければなりません。





















移植に対する前処置では
フルダラ+TBI(放射線治療)12Gyでした。



フルダラは二日間
なにも起こらず終了。




TBIは4日間
痛みも吐き気もなーんにも起こらなかったけど、終わったあとは体がだるいです。

あとは絶対に動いてはいけないプレッシャーがストレスなだけです。

だいたい全部で40分、
照射時間は10分で向きを変えてさらに10分。

最終日、自分の血液にさようなら。
今までありがとうと思うと泣けてきました。
明日からは私であって私ではない。
そんな話を主治医にしていると
がんになってしまったのにお礼が言えるんだねって言われた。

うん、言える。今までずっと身体を守ってくれてた。本当にありがとう。




全て終わった翌日に末梢造血幹細胞移植でした。
弟からのハプロ移植。








移植はいろいろなモニターを装着して
1時間くらいで終了です。



特になにも起きません。
ただ全身に虫があるいてるような皮膚がザワザワした感じがありました。
弟の血が偵察パトロールでもしてるのかなーと思っていました。


ここまではとっても元気。
移植の翌日からは地獄の日々の始まりです。。。