ブログを書こう書こう思ってるんですが最後の更新から早数ヶ月……。
あたしは心から白戸佳奈というアイドルを愛していました。周りのヲタクからどう言われようとかなでしのことが大好きでした。
2017年7月23日(日)、かなでし(白戸佳奈)にとってラストライヴである「Dorothy Little Happy forever ~the last stage we’ll do~」(@ マウントレーニアホール渋谷)が行われました。麻里さん(髙橋麻里)との二人体制のドロシーのラストライヴである。チケットは落選祭り、無事に当選して本当によかった。どれほどもっと広いところで、、、って思ったことか(笑) チケットが当選した時点であたしのヲタクとしての仕事は終わりました(え
これまでのドロシーの集大成とも言えるセットリスト。卒業ライヴの感覚はまるでなかったです。イントロが流れるたびに色々な思い出が蘇ってきました。意外と色々なことを覚えている自分の記憶力を褒めてあげたいです、都合の悪いようなことは覚えてないのですが。
ライヴ本編のラストは『ストーリー』。かなでしが大好きな曲。二人になってから一番観た(と思われる)曲、それがこの『ストーリー』。実際違うのかもしれないけれども、それぐらい脳裏に焼き付いています。いつも心から楽しそうに歌って踊るかなでしを観るたびに、この子は本当にこの曲のことが大好きなんだろうなあ、と微笑ましくなりました。
アンコールは『Dorothy Train』, 『ジャンプ!』, 『Over There』、そしてダブルアンコールで『未来へ』を披露。非の打ち所が無い内容で、これまで二人が積み上げてきたパフォーマンス力は表現者としての境地に達していたのではないでしょうか。最初から最後までとにかく最高、楽しかったです。なんなら中野サンプラザのときよりも楽しかったと言っても過言ではないです。二人がとても楽しそうだったし、会場全体が楽しそうだった。
アンコール1曲目である『Dorothy Train』の2番Bメロのかなでしのパート。
「私は7つ目の駅で降りてしまいますが、まだドロシーは続きます。皆さんこれからもドロシーリトルハッピーをよろしくお願いします」
涙が止まらなかったです。このタイミングで、この曲で、このメッセージ、ずるいんだけど。ステキな表現への感動、寂しさに涙が出ました。
終始「えっ、そういえばなんでこの人は卒業するんだっけ?」とさえ感じさせる洗練された歌にダンス。ここまでのパフォーマンスを観ても卒業することを全く感じないくらい楽しい最高のライヴでした。だもんで終わりが近いんだなあって不意に感じて現実に引き戻されたんだ。
1番が終わったあとに麻里さんが「いくよ!」って煽っていたのが最高に可愛かったです。イントネーションは→↓↑みたいな感じでした(伝われ
2年前の2015年7月12日、香美さん(早坂香美), 美杜さん(富永美杜), 瑠海さん(秋元瑠海)の3人が卒業したときの中野サンプラザでの公演を振り返ると、アンコールの曲は『Over There』, 『Singing』, 『未来へ』だったんですよね。だからこの時の映像と今回のライヴの映像が重なったんだ。アンコール2曲が終わった後に各メンバーから最後の挨拶があり、口論が始まったのは記憶に新しいです() 麻里さんは、
「アイドルはこんな姿を見せてはいけないと思う」
と誰よりもアイドルでした。
「曲歌えますか?」
と5人での最後の曲フリを始めるかなでし。曲中で終始ふてくされた表情をしていたかなでしのことをこの先忘れることはないでしょう。その後の初めて二人で登場した某始球式での握手会の時にそのことを申し訳なさそうに謝罪してきたかなでしも含めて。
あたしはドロシーの楽曲の中でこの『未来へ』という曲が一番好きです。理由は長くなりそうなので割愛。とにかく好きです。あの中野の日以来、(あたしが参加した)ライヴやイベントでこの曲を観た記憶があたしには無いです。あたしが参加しなかったときにやっていたというようなレポートを見た記憶はありますけど、定かではないです。二人になってたくさんの曲が封印されてしまいました。政治的に歌うことができないのか、歌いたくないのか、この『未来へ』も含めてレアな曲になってしまいました。実はレアじゃないのかもしれないけれども(汗)
いつの日か二人のうちどちらかが卒業するとき、もしくはドロシーが解散してしまうような日が来たら、その時は『未来へ』を言い方は変ですけど中野のリベンジをして、まっすぐに未来を目指せるように終わらせてもらいたいなっていう想いでドロシーのファンを続けてきました。だからかなでしの卒業発表があったときには、「こんなカタチで卒業していくのか」、「思っていたよりも早かった」、「とにかく『未来へ』を笑って歌ってから卒業しなさいよ(笑)」と思ってました。数多のアイドルの卒業・引退報告を毎日のように聞く昨今、慣れたと思ってたけれどもやはり寂しいものですね。
例えばアイドルを卒業して舞台等のお仕事をやっていきたいというようなパターンは非常によくあるケース。ステージで歌って踊るという機会は損なわれるが、お姿を観られなくなるわけではないので、「そんなに凹むことはないんじゃないかな」というのが正直なところです。かなでしの場合はどうだろうか。ステージを降りて何をしていくのかというのが全くわからないではないか。場合によっては、いやよらなくても今後会う機会は無くなるわけだし、何をやっているのかもミステリーな状況でヲタクとしての余生を過ごさなければいけないわけだ。いわゆる「ガチ恋」系のヲタクの方々はどういった心境なのだろうか。これは今回にかぎらず常日頃から気になっていること。あたしはとにかくどこかで生きてさえいてくれればそれでよいです。こういう部分が「もっと真面目にヲタクやれ」と周囲から言われる要因になっているのかもしれない()
話を戻して、ダブルアンコールでの記念撮影後にかなでしが発した言葉。もうここまで来たらラストはこの曲しかないといった状況である。がしかし他の曲だったらどうしたものかという恐れもなかったわけではに。『未来へ』が好きなことは散々言ってきたし、かなでしの空気読み力というかを信じるしかなかった。いやちょっと待てよ、瑠海さんには伝えたときあるけれども、かなでしには言ったときないかもしれない、と今更思ったりもしました。
「みんなのためにもう一曲歌いたいと思います! 笑顔で歌います。『未来へ』」
この一言で全てが報われました。中野でああいうカタチで終わってしまったことを受け入れた上での言葉が嬉しかったです。ここまでドロシーのヲタクを続けてきて良かったです。会場中が笑いに包まれて、心から楽しそうに歌って踊る二人を最後に観ることができて、幸せでした。ありがとう、と感謝の気持ちしかありません。中野公演はもはや「儀式」の意味合いが強かったのに対して、今回はみんなで楽しもうという空気が素晴らしかったです。願わくば先に卒業していったcallmeの3人にも観てもらいたかったですね。瑠海さんはまだドロシーのこと好きなのかな。何はともあれようやく長かったあたしの中でのドロシーのストーリーを一区切りをつけることができそうです。
余談ですけど、ドロシーのライブを観るとき上手にいることが多かったので、この曲のときはだいたい目の前に瑠海さんが居ました。瑠海さんとかなでしのダンス全然違うんだなあって、今更ながら気づかされたなんて口が裂けても言えないです。
これから麻里さんが一人でドロシーリトルハッピーを守っていくことになるわけです。これまでドロシーに関わった人たちの想いを背負って明日から歩き続ける麻里さん。きっとこれまで以上に苦労したりってことが待ち受けているのは想像に難くない。でも麻里さんの「誰かのために歌う」という意思の強さは誰よりも強いから心配はしていません。中野のときもそう思いました。あとはMCが上手になればきっと大丈夫←
『ジャンプ!』の後の挨拶でかなでしはこう言いました。
「ひとつだけ私から皆さんにお願いがあるんですが。明日から新しいドロシーリトルハッピーになるわけですが、麻里ちゃんが頑張ってくれるので、新しいドロシーリトルハッピーも応援してくれたらと思います。もちろん私もたくさん応援したいと思っているのでよろしくお願いします」
対して麻里さんはかなでしとの出会い, かなでしが人生を変えてくれた存在であること, 最後にかなでしと楽しむことができてよかったこと, 何かあったら相談してほしいみたいなことを語ってくれて、
「佳奈ちゃんが応援してくれるんだったら、これからもっともっと頑張っていかなきゃいけないなと思いました」
と仰いました。これからもドロシーのこと応援していくよ。だってドロシーのことが大好きだから。麻里さんの歌声に癒やしてもらおうと思います。もっともっと色々な歌を歌ってほしい。違う道を進むことになりましたが二人の夢が叶いますように。そして、かなでしとはまた違うどこかでお会いできる日がやってくるといいな。7年間まことにお疲れ様でした。グッドラック ●´□`)ノ
最後の特典会には参加することはできませんでした。チケットの当選を確認してからクラウドファンディングを見てみたらソールドアウトだったし、当日の特典券はアレだったので。もっと早くに申し込まないから、、、と言われたら頷くしかありあません。いやだってクラウドファンディングで特典会の参加権利を確保してもチケットが確保できなかったら困るでしょ← 実際あの倍率だったらそういう人がいてもおかしくないと思うんですよね。
というのは建前で、本音は「あの曲」で全てが終わりというカタチがあたしの中で一番美しいし、ステージ上でばいばいした後にステージを降りたメンバーに会いたいとは思わないので、悔いが残ったみたいなことはないです。伝えたいことについては一方的に手紙を書いてハコに入れておきましたし(笑) ただ、ライヴに関するあたしのこの想いがかなでしの目に留まればいいなあ、というわがままでブログを書きました← なんかうまくまとまってない気がするから落ち着いたら(?)また書き直そうかな、しらとかな。
かなでしのブログ:●´□`)ノ7年間ありがとうございました!
2人体制最後のライヴ。
わたしにとっても最後のライヴ。
ファンのみなさんが素敵なステージにしてくれて
最高だったので思い残すことはないです!
「私は全てを出し切りました」感がかなでしの態度に現れてました、悔いが残らなかったことが何よりです。
麻里さんのブログ:★かなまり♪
これからも、ずっとみんなに
私がつくれる私なりの幸せを
あたえられるように
そして、私も当たり前じゃない幸せを
大切にして、前に進んでいきます。
これからもよろしくお願いします。
▽セットリスト
1. バイカラーの恋心
2. Tell me tell me!!
3. Breaking through
MC
4. sky traveler
5. ドロシーの世界一周夏物語
6. 恋の花火
MC
7. 見ていてエンジェル
8. STARTING OVER
9. set yourself free
MC
10. keep on tryin'
11. 青い夕暮れ
休憩
12. Restart
13. 諦めないで
14. シークレット
MC
15. どこか連れていって
16. nerve
17. 2 the sky
18. デモサヨナラ
19. 恋は走りだした
MC
20. 14回目のありがとう
21. 明日は晴れるよ
MC
22. ストーリー
EN
23. Dorothy Train
24. ジャンプ!
25. Over There
EN2
26. 未来へ
EN3
挨拶
そうだ。クラウドファンディングのライヴ写真集、最小ロットが180冊とのことなのですが、まだまだ未達な状況です。みんなもかなでしの最後の姿を写真集で堪能しましょう。
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